9月19日に京都市左京区の平安神宮の神苑無料公開に行った後、北東に約7分歩き、岡崎神社に参拝しました。
岡崎神社は、境内に狛兎がいることから卯年には多くの参拝者で賑わいます。
卯年以外でも、かわいらしい姿の狛兎を見ようと訪れる人が絶えないですね。
まだ夏の境内
岡崎神社は、市バス停「岡崎神社前」のすぐ近くに建っています。
丸太町通に面する石造りの鳥居。
人は少なそうですね。
鳥居をくぐって参道へ。
9月でも、境内はまだ夏の姿を保っていますね。
木々の緑がきれいです。
参道にいる狛兎。
今にも、ぴょんと跳ねそうな姿で参拝者を出迎えてくれます。
本殿に向かう石段の下にも狛兎がいますよ。
こちらは、丸みがあり、ちょっと太り気味です。
2年くらい前に登場したばかりの狛兎なので、まだ体がきれいですね。
参拝者に特に人気がありますよ。
それでは本殿にお参りをしましょう。
祭神は、速素盞鳴尊(すさのをのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、三女五男八柱御子神(やはしらのみこがみ)です。
岡崎神社は、延暦13年(794年)に桓武天皇が平安遷都の際に王城鎮護のため四方に祀った大将軍社の一つとされ、当方に鎮座していたことから東天王と称されました。
清和天皇が、貞観11年(869年)に播磨国広峯から祭神を迎え祀ったとも伝えられています。
安産、方除、厄除の神として朝廷から崇敬され、治承2年(1178年)には中宮の御産の奉幣を賜っています。
岡崎神社が建つ地は、かつてウサギがたくさんおり、氏神の使いと伝えられていました。
ウサギは多産で、祭神も子宝に恵まれていることから、子授けのご利益を授けてくれるとも信仰されています。
仲良く座る母子兎の頭には、たくさんのお賽銭。
母子兎も、参拝者に人気があるようですね。
木々の日陰になっているためか、コケがみずみずしい緑色をしていました。
この日は、9月にしては暑く35度を超える猛暑日でしたが、コケは元気そうです。
薄紅色のキョウチクトウの花。
キョウチクトウは、夏に咲いているのをよく見ますね。
境内の西側に建つ神楽殿。
手前には、先ほど見た丸みのある狛兎が対になって座っています。
手水舎にいる黒色のウサギは、厄除子授兎です。
厄除子授兎に水をかけて祈願すると、子宝に恵まれると伝えられており、岡崎神社のウサギの中で最も人気があります。
この日も、海外からお越しの方が数人で厄除子授兎と記念撮影をしていましたよ。
そろそろ岡崎神社から出ることに。
岡崎神社の境内は、9月いっぱいは夏の景色が残っていそうです。
この後は、西隣の岡崎別院に参拝します。
なお、岡崎神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。