5月下旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
この時期の石清水八幡宮では、神苑でサツキが咲きます。
赤色やピンク色の花が、木々の緑とともに初夏の清々しい景色を見せてくれます。
花数が少なくなってきたサツキ
石清水八幡宮に行くには、京阪電車の石清水八幡宮駅からケーブルに乗車し、男山の山頂に向かうのが便利です。
ケーブルの駅から通路を進んでいくと、神苑に到着します。
神苑では、サツキがピンク色の花を咲かせていましたが、花数が少なくなっていました。
例年だと、5月下旬がサツキの見ごろなのですが、今年は開花が早かったようで、見ごろの終わりが近づいていました。
前日に降った雨で散った花も多かったでしょうね。
サツキの花数は少なくなっていましたが、木々の緑がとてもきれいでした。
神苑に立つシンボルタワーの涌峯塔。
涌峯塔の周囲にも、多くのサツキが植えられていますが、こちらも花数は少なくなっていました。
サツキの足元には、散った花びらがいっぱい。
神苑の南側に建つ清峯殿の前のサツキは、まだ見ごろを保っており、ピンク色と赤色の花がきれいに咲いていましたよ。
全体的にこれくらい咲いていれば良かったのですが。
サツキは、参道にも植えられています。
参道のサツキは、神苑よりも花数が多めでした。
南総門をくぐり、本殿の前にやって来ました。
頭上には、青空と白雲。
初夏らしい空であります。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿にお参りを済ませた後は、展望台に向かいます。
展望台には、八幡たけくらぶの建物があり、その入り口には、丸い竹細工が吊るされていました。
八幡たけくらぶの建物には、普段は入れませんが、休日などには竹細工の販売がおこなれていますよ。
展望台からの眺め。
やっぱり、雨上がりだと、景色がすっきりとしていますね。
京都タワーも望めるのですが、写真だと小さすぎて見えません。
こうやって京都市を見下ろすと、低い建物ばかりだとわかります。
でも、ポツポツと背が高いビルも見えます。
背が高いビルは、京セラ、村田製作所、ニデック(旧日本電産)の建物ですね。
村田製作所は長岡京市ですが、他の2つは京都市内です。
背割堤の桜並木も、すっかり緑色になり、4月上旬に薄紅色の花のラインができていたのが遠い昔のことのようであります。
石清水八幡宮のサツキは、5月下旬で見ごろの終盤になっていました。
サツキは6月初旬までは咲いているのではないでしょうか。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。