4月上旬に金戒光明寺に桜を見に行った後、南に約15分歩き、京都市東山区の知恩院に参拝しました。
知恩院は、入り口に大きな三門が建つ東山を代表する寺院です。
浄土宗四ヵ本山に数えられるにふさわしい豪壮な建物が多く、東山を観光する際には訪れておきたいですね。
特に桜がきれいですから、春の東山観光では外すことができません。
ソメイヨシノが見ごろ
知恩院には、地下鉄の東山駅から南東に約8分歩くと到着します。
京阪電車だと祇園四条駅から東に徒歩約8分です。
今回は、北西角に建つ黒門から境内に入ることに。
黒門近くのソメイヨシノは見ごろでしたが、写真だと花数が少なく見えますね。
黒門をくぐり、お城のような石垣沿いの石段を上って行きます。
そして、北門付近にやって来ました。
ここのソメイヨシノも、見ごろに入ってますね。
上の方の枝は、まだつぼみが目立ちますが7分咲きくらいまで咲き進んでいます。
御影堂(みえいどう)の西側に植えられているフユザクラは、多くの花を散らし、上の方の枝に花が残っている程度でした。
昨年の12月頃から咲き続けていたフユザクラは、そろそろ終わりが近づいています。
寶佛殿の脇に植えられているソメイヨシノは満開と言って良い状態でしたよ。
この日は、午前中は曇りだったのですが、午後から少しずつ晴れてきて知恩院を訪れた時は快晴でした。
やっぱり、桜は青空の下で見るときれいですね。
それでは、御影堂にお参りをしましょう。
知恩院では、2024年で浄土宗開宗850年となることから、慶讃法要が行われます。
御影堂では、4月9日から14日まで開白法要をはじめ、日中法要、逮夜法要が催される予定です。
誰でもお参りできるそうですよ。
御影堂の東側にある納骨堂の近くのソメイヨシノも見ごろ。
智慧乃道の前のソメイヨシノも良い感じで咲き進んでいますね。
智慧乃道を上り、門をくぐって勢至堂がある辺りにやって来ました。
ここには、背の高い枝垂れ桜が植えられており、こちらも見ごろを迎えていましたよ。
紅色の花が青空に映えて美しいですね。
勢至堂でも、4月10日から13日まで日中法要が行われる予定です。
そのためか、勢至堂の前には白色のテントがいくつか並んでいましたよ。
勢至堂近くの鐘楼脇に植えられている実桜も見ごろを迎えきれいな姿を見せてくれました。
実桜は、合格桜とも呼ばれていますよ。
智慧乃道を下り、御影堂の前を通って、境内から出ます。
最後は、やっぱり三門と一緒に桜を見上げたいですね。
三門前の桜は、まだ5分咲きで、他の桜よりも開花が遅かったようです。
それにしても、たくさんの人が石段を上り三門をくぐっていきます。
春の知恩院は、やっぱり人気がありますね。
知恩院の桜は、4月10日頃まで見ごろを保っていそうです。
この後は、南隣の円山公園に桜を見に行きます。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。