2月末。
京都市伏見区の淀水路に河津桜を見に行きました。
河津桜は、桜の中でも開花時期が非常に早い品種です。
京都のソメイヨシノの見ごろは4月上旬ですが、河津桜は3月中旬に見ごろを迎えます。
昨年と一昨年は、淀水路の河津桜の開花が例年より早く3月上旬に見ごろとなっていました。
今年は2月末時点でどの程度咲いているでしょうか。
ちらほら咲く河津桜
淀水路の最寄り駅は、京阪電車の淀駅です。
駅からは、南に5分ほど歩くと、淀水路の西の端に到着します。
普段は、水路の水が少ないのですが、この日は、川のようになっていました。
ここ最近、雨が降っていないのにこんなに水位が高いのが不思議です。
水路沿いを東に向かって歩きます。
まだ、どの河津桜も、ほとんど咲いていませんね。
でも、1本だけ3分咲き程度まで咲き進んでいる河津桜がありました。
この木だけ、毎年、他の木よりも早く咲き始めます。
同じような場所に植えられているのに不思議です。
他の河津桜は、花を探すのが難しいほど、花数が少なかったです。
昨年の同じ時期には、すでに見ごろに近い状態だったのですが。
でも、2月末だと、河津桜の咲き具合はこんなものです。
おそらく、今年は例年とほぼ同じ時期に見ごろを迎えるでしょうね。
枝先に申し訳程度に咲く河津桜。
この日は、まだ開花したばかりだったのですが、お花見に訪れている人が意外と多かったです。
水路沿いをさらに東に歩き、道路を渡ります。
淀水路の河津桜は、東に行くほど開花が遅い傾向にあります。
道路より東は、まったく花が咲いていませんでした。
でも、道路近くの斜面では、黄色い菜の花がたくさん咲き、春がすぐそこまで近づいているのが感じられました。
淀水路では、河津桜が咲く頃に菜の花やパンジーも見ることができますよ。
これ以上東に行っても花が咲いていないだろうと思い、引き返すことに。
そして、先ほど見た3分咲きの河津桜の近くに戻ってきました。
この河津桜しか花がきれいに咲いている姿を見られなかったことから、多くの人が集まり写真撮影をしていました。
何かのメディアと思われる人たちも、この河津桜の前で撮影をしていました。
以前は、あまり人に知られていなかった淀水路の河津桜ですが、近年は、徐々に観光客の方が増えています。
河津桜が良い街おこしになっているようですね。
河津桜の足元では、スイセンも咲いていましたよ。
2月末の淀水路では、河津桜が咲き始めでした。
この様子だと、河津桜の見ごろは3月15日頃になりそうです。
淀水路の河津桜は、3月中旬に見ごろを迎えました。