11月上旬に京都市東山区の豊国廟に紅葉を見に行った後、坂道を3分ほど下りて新日吉神宮(いまひえじんぐう)を訪れました。
新日吉神宮は、境内にイチョウとカエデが数本植えられており、秋が深まると黄色や赤色に境内が色づきます。
まだ、本格的な紅葉には少し早いですが、どれくらい色づいているかを見に行くことにしました。
本殿周囲で色づき始めたカエデ
新日吉神宮には、京阪電車の七条駅から東に12分ほど歩くと到着します。
市バスだと、「東山七条」から東に徒歩約5分です。
新日吉神宮の鳥居の前に到着しました。
鳥居横のイチョウは黄緑色。
まだ、全体が黄色くなるには1週間ほどかかりそうな感じです。
鳥居の奥は駐車場になっています。
境内への入り口は、鳥居の南側の参道に建つ楼門です。
楼門をくぐって境内へ。
拝殿の前の2本の桜が、赤褐色に色づいています。
桜は、カエデより紅葉するのが早いですね。
拝殿の後ろには、本殿に続く石段があります。
石段近くのカエデは、上の方が良い具合に紅葉していました。
下の方は、まだ緑色が目立つ状況です。
石段を上ると本殿が建っているのでお参りをしましょう。
新日吉神宮は、永暦元年(1160年)に後白河法皇が、御所法住寺内に比叡山東坂本の日吉山王(ひえさんのう)七社を勧請(かんじょう)したのが始まりと伝えらえています。
酒造、医薬、縁結びの神さまとして信仰されていますよ。
カエデは、本殿の南側に比較的多く植えられています。
全体的に色づき始めですね。
末社近くのカエデは、紅葉の進みが早めで、見ごろまであと少しです。
上の写真の左側に移っている社殿は、樹下社(このもとのやしろ)で豊臣秀吉が祀られていますよ。
右側の社殿は、秋葉神社と愛宕神社です。
今度は本殿の北にやってきました。
こちらには、飛梅天満宮が建っており、その後ろのカエデが良い具合に赤くなっていました。
背が低いカエデは、もう真っ赤ですね。
この日は、境内に人が少なかったこともあり、紅葉し始めたカエデが、しんみりとして見えました。
人が少ない秋の神社は、もの悲しく感じますね。
本殿の前には、網に入った神猿がいます。
神猿は、日吉大神の神使とされていますね。
本殿にお参りを済ませ、紅葉も見終えたので、そろそろ新日吉神宮から出ることに。
新日吉神宮の紅葉は、11月20日頃に見ごろを迎えそうです。
この後は、妙法院に紅葉を見に行きます。
なお、新日吉神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。