4月初旬。
京都市左京区にあるインクラインに桜を見に行きました。
インクラインは、南禅寺や平安神宮などの観光名所から近い桜の名所で、春にこの辺りを散策する多くの観光客がインクラインの桜も見て歩きます。
特にソメイヨシノが多く植えられており、線路の上を歩きながら見る桜は、一味違ったお花見を楽しめます。
曇り空のインクラインで見る桜
インクラインは、地下鉄蹴上駅を出てすぐの場所にあります。
ただ、インクラインに上がるには、坂道を下り南禅寺の参道付近まで行かなければならないので、駅からは3分ほどかかります。
芝生の斜面に植えられているソメイヨシノは、枝先に多くの花を咲かせていました。
まだ5分咲きくらいでしたが、下の方の枝には比較的多くの花が咲いていましたよ。
観光客の流れとは反対に歩き、蹴上駅から坂道を上ります。
そして、日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)の参道からインクラインへ。
義経大日如来の近くに植えられている枝垂れ桜は、開花して間もないようで枝先に少しだけ花が咲いていました。
義経大日如来から北に歩きインクラインの線路がある場所へ向かいます。
インクラインのソメイヨシノは、まだまだ見ごろには早い感じです。
私がインクラインを訪れた日は、曇ったり、晴れたり、時に雨が降ったりと落ち着きのない天気。
インクラインにいる時間帯は曇り空で、まだ開花して間もないソメイヨシノは、雲と重なると花が咲いているのかどうかわからない状況でした。
それでも多くの花を咲かせているソメイヨシノは、曇り空でもきれいに見えましたよ。
歩道脇の桜が満開です。
この桜はヒガンザクラと思われます。
インクラインを北に歩いて行くと、花数の多いソメイヨシノが増えてきました。
そして、桜がよく咲いている所ほど人の数も多いです。
インクラインは、誰でも自由に歩けますから、桜の季節に人が多いのは仕方ないですね。
無人のインクラインで桜を見たい方は、早朝に訪れるしかないでしょう。
「巨大な輝き」の前にやって来ました。
水門を開ける男と開かれた水門からキラキラあふれ出る命の水を表現しています。
巨大な輝きの後ろのソメイヨシノは3分咲きですね。
噴水と一緒に見る桜。
この桜も、開花して間もない状態でした。
私がインクラインを訪れた日は、桜は咲き始めでしたが、4月6日と7日には満開になっていると思いますよ。
この後は、南禅寺の桜を見に行きます。