観光客がいない冬の知恩院・2019年

2月上旬に京都市東山区の知恩院に参拝しました。

知恩院は、東山を代表する大きな寺院で、東山観光に訪れた旅行者や観光客の方で、いつも賑わっています。

でも、境内が広大なので、混雑することは滅多にありません。

冬は、京都を訪れる人が少なくなる季節ですから、知恩院も他の季節と比較すると人が少な目です。

とは言え、無人ということはないんですけどね。

ほとんど無人の境内

知恩院には、京阪電車の祇園四条駅から東に10分ほど歩くと到着します。

地下鉄だと東山駅から南に徒歩約5分です。

知恩院の入り口には、大きな三門が建っています。

三門

三門

いつもは、三門の前で記念撮影している方が多いのですが、この日は、とても人が少なかったです。

三門をくぐって男坂を上り、境内に入ることもできますが、石段がきついので、南側の女坂から境内に入ることに。

女坂のサザンカ

女坂のサザンカ

女坂では、サザンカが赤色の花を咲かせていましたが、花が汚れ始めており、そろそろ見ごろを終えようとしていましたよ。

境内に入ると、中央に大きな御影堂(みえいどう)が建っています。

御影堂

御影堂

御影堂の修復工事は、ほとんど終了しているようですが、まだ正面の囲いが残っていました。

それにしても、人が少ないですね。

冬とは言え、御影堂前が無人に近い状態になるのは珍しいです。

御影堂の西側に建つのは、阿弥陀堂です。

阿弥陀堂

阿弥陀堂

今回は、阿弥陀堂にお参りをしましょう。

阿弥陀堂は、知恩院第2世勢観房源智上人が、境内の北東に建立したのですが、宝永7年(1710年)に現在地に移築されました。

明治に入って、いったん取り壊されましたが、明治43年(1910年)に再建されて現在にいたります。

中には、2.8メートルもある金色の阿弥陀さまが座禅をくんでいらっしゃいます。

それでは、阿弥陀さまにお参りです。

阿弥陀堂の前では、白梅が咲き始めていました。

白梅

白梅

まだ花数が少なく、見ごろを迎えるのは2月中旬以降になりそうです。

白梅の近くの桜は、花が少なくなっていました。

桜

昨年の12月には満開に近い状態だったのですが。

阿弥陀堂の南に建つ朱色の宝塔は、七百五十万霊塔です。

七百五十万霊塔

七百五十万霊塔

青空に朱色が生えます。

七百五十万霊塔の前にある手水鉢。

手水鉢

手水鉢

ハスの花から流れ出す水は、とても清らかに見えます。

御影堂の前を通り、境内の東側へ。

ここには経蔵が建っています。

経蔵と大方丈

経蔵と大方丈

経蔵の奥に見える檜皮葺の屋根の建物は、大方丈です。

方丈庭園を鑑賞するには拝観料が必要です。

今回は拝観しませんでしたが、春に拝観した時は枝垂れ桜がきれいでしたよ。

それにしても、この日の知恩院は人が少なかったです。

いつもなら、海外からお越しの方の姿を見かけるのですが、無人に近い状況です。

中国では、大型連休に入り、京都旅行に訪れる方が増えていると思うのですが。

境内の南側に建つ鐘楼の近くにやって来ました。

鐘楼

鐘楼

大きな梵鐘が吊られた鐘楼は迫力がありますが、上の写真は黒く写っているため、梵鐘がよくわかりませんね。

この後は、鐘楼の南側から知恩院を出て円山公園に入りました

なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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