5月上旬。
京都市東山区の知恩院に新緑を見に行った後、南隣の円山公園に立ち寄りました。
円山公園は、東山散策の休憩にはもってこいの場所にあり、国内外の観光客の方や旅行者の方の姿をたくさん見かけますね。
今の円山公園は新緑が美しい頃。
休憩を兼ねて、その新緑を見ることにしました。
緑色に包まれた円山公園
円山公園の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅からは、四条通を東に5分ほど歩き、八坂神社の境内を抜けるのが便利です。
円山公園の中に入ると、枝垂れ桜がたくさんの葉を付けて緑色となっていました。
枝垂れ桜
この枝垂れ桜は、円山公園の象徴とも言える存在で、花を咲かせていなくても、とても目立ちます。
池のほとりの枝垂れ柳も緑色が深まってきています。
枝垂れ柳
池の周囲の新緑もきれいですね。
池
この日は、曇り空だったので、カエデの葉が鮮やかな黄緑色には見えませんでした。
でも、しっとりとした感じで、円山公園全体が潤っているように思えましたよ。
池のカキツバタは、しおれてきていました。
カキツバタ
例年だと、これからが見ごろなのですが、今年はカキツバタが咲くのが早かったようで、早くも見ごろを終えようとしていました。
それにしても、美しい新緑であります。
新緑
公園の中をただ歩いているだけで英気を養えるようです。
木々の青葉には、強い生命力のようなものを感じますね。
坂本竜馬と中岡慎太郎の像の近くのカエデも、目に優しい黄緑色の葉をたくさん付けていました。
坂本竜馬と中岡慎太郎
円山公園の東に向かって歩きます。
枝垂れ桜の近くには多くの人がいましたが、公園の奥の方は、あまり人がいません。
この辺りの新緑もきれいなんですけどね。
遊歩道の新緑
ツツジが薄い紫色の花を咲かせていました。
ツツジ
ツツジも例年だと今が見ごろなのですが、今年は見ごろを過ぎているところが多いですね。
小川のほとりの新緑。
小川と新緑
小川と言っても、水は流れていませんでした。
この景色を見ていると、どこか山の中に入ったような気分になります。
池の近くにある休憩所の近くの新緑もきれいです。
休憩所と新緑
休憩所に入って、この新緑を見ながら少し休むことにしましょう。
円山公園の中は、様々な人が行き交っています。
修学旅行生もいれば、海外からお越しの方もいます。
着物を着て散策している人もいますし、どこかの国の民族衣装を着て歩いている人もいます。
サツキが咲き始めていました。
サツキ
どうやら、今年はサツキの開花も例年より早いようです。
毎年、5月下旬がサツキの見ごろなのですが、今年は1週間ほど早く見ごろを迎えそうですね。