2月下旬に京都市上京区の京都御苑に梅を見に行った後、近くの相国寺に参拝しました。
相国寺にも、少ないながら梅の木が植えられており、そろそろ見ごろを迎えているはずです。
せっかく近くまで来たので、観梅を兼ねてお参りをして行くことに。
鐘楼付近の白梅
相国寺は、地下鉄今出川駅から東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
京都御苑からだと、今出川御門から北に2分ほどですね。
相国寺の総門前に到着。
総門をくぐり境内へ。
いつ来ても、広々とした境内であります。
冬でも松の木が多くの葉を枝につけているので、見た目には寒さを感じませんね。
境内のほぼ中央に建つ大きな法堂(はっとう)にお参り。
特別公開時は、中に入って天井に描かれた龍を見ることができますよ。
法堂にお参りを済ませた後は、境内のやや東に建つ鐘楼付近へ。
そして、白梅を観賞します。
白梅は見ごろに入ってますね。
まだつぼみが残っているので、もっと華やかになりそうです。
白梅の近くには椿も植えられています。
侘助でしょうか。
木の上の方に比較的多く花が咲いていましたよ。
地面には椿の花が散っていました。
白梅と一緒に見る散った椿に風情を感じます。
白梅に近づいてみましょう。
枝先の方は、花が少な目で寂しい感じですね。
残っているつぼみが開けば、もうちょっと賑やかになりそうです。
林光院の白梅
鐘楼の前にある参道を東に歩き、塔頭(たっちゅう)の林光院の前にやってきました。
中には入れないのですが、塀際に植えられた白梅が満開になっていたので、外から観賞していくことに。
先ほど見た鐘楼付近の白梅よりも花の数が多いですね。
塀に近づいて白梅を見上げます。
枝先まで、びっしりとたくさんの白い花が咲いています。
見事な咲きっぷりであります。
梅は、桜ほどはボリュームがないのですが、林光院の白梅は桜にも負けないほど多くの花を咲かせていましたよ。
2月下旬だと、まだ冬の寒さですが、梅が咲き始めると春が近くにやってきているのを感じます。
相国寺では3月下旬にヤマザクラが咲きますから、白梅が散るとすぐに桜の季節に入りますね。
その頃は京都御苑でも糸桜や枝垂れ桜が満開になっていますよ。
この後は、下鴨神社に光琳の梅を見に行きました。
なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。