毎年5月15日は、京都三大祭りの一つである葵祭の路頭の儀が行われます。
この日、京都市内は旅行でお越しになった観光客の方で混雑し、ホテルや旅館も空室が少なくなります。
なので、京都で1泊して葵祭を観覧しようとお考えの方は、できるだけ早めに宿の予約をしておいた方が良いでしょう。
そこで、今回は、葵祭の観覧に便利な宿を紹介します。
行列が練り歩く場所近くに泊まるのが便利
まず、宿の紹介の前に葵祭の行列が歩くコースを説明しておきます。
葵祭は、午前中に京都御所を南から出て、東の河原町通を北上して下鴨神社へと向かいます。そして、午後に下鴨神社を出発し、賀茂川沿いに北上してゴールの上賀茂神社へと進みます。
下記の京都市観光協会の葵祭巡行図を見て、葵祭のコースを簡単に頭に入れてください。
葵祭のコースを見ると京都御所付近、下鴨神社付近、上賀茂神社付近に宿泊するのが便利だとわかりますね。
ところが、宿を探してみるとわかるのですが、下鴨神社付近と上賀茂神社付近にはあまり宿がありません。
なので、葵祭のコース近くで宿泊する場合、事実上、京都御所付近の宿を選ぶことになります。
葵祭のスタートが京都御所からということを考えても、その付近の宿に泊まるのが最も便利だと言えますね。
下鴨神社へもなんとか歩いて行ける距離なので、下鴨神社で葵祭を観覧される方も京都御所付近で泊まってもいいでしょう。
また、京都御所は地下鉄丸太町駅が最寄り駅となりますが、隣の烏丸御池駅からでも歩いて行けない距離ではありませんので、その付近の宿を予約しておいてもいいと思います。
葵祭を上賀茂神社で観覧する予定で京都に宿泊される方は、その近くではなく、あえて京都駅の宿に泊まるのがいいと思います。
京都駅から上賀茂神社へは地下鉄に乗車して北山駅で降り、歩いて行くことができます。
また、京都駅だと多くのホテルや旅館があるので、予算など都合に合わせて宿を選ぶことができるのも便利ですね。
葵祭の観覧場所
葵祭は、京都御所から上賀茂神社の間のいろんなところで、行列を観覧できます。
京都市観光協会では、葵祭の日が近づくと有料観覧席の案内がホームページで掲載されるので、そちらも参考にしてみてください。
私は、以前、下鴨神社から上賀茂神社へ行列が移動するところを観たことがあります。
北大路橋よりも北の賀茂川沿いの狭い道で観覧したのですが、ここだと車の通りもそれほど多くなかったので、行列を待つ間も騒がしくなくて良かったです。
その他の場所でも葵祭の路頭の儀を観覧しています。
京都に宿泊して、葵祭を観覧する予定の方は、早めに宿の予約を済ませておいた方が良いですよ。