12月中旬に護王神社に参拝した後、京都市左京区の下鴨神社にも参拝しました。
下鴨神社は、京都市内で最も紅葉が遅い糺(ただす)の森に鎮座しています。
紅葉の見ごろ時期は、毎年12月中旬です。
また、今年は、12月2日から17日まで、JR東海の「ひかりの京都」が開催されており、午後5時30分から8時30分まで糺の森の中にある参道がライトアップされています。
ということで、夕方に「ひかりの京都」のライトアップを見るため下鴨神社を訪れた次第です。
真っ赤に光る紅葉
下鴨神社には、京阪電車の出町柳駅から北西に約5分歩くと到着します。
時刻は午後5時15分頃。
ライトアップの開始には、まだ時間があるなと思いながら糺の森の入り口にやって来ると、すでにライトが点灯されていました。
今の時期は、午後5時を回ると暗くなるので、スタッフの方が気を利かせて早めに点灯してくれたのでしょうか。
それでは、糺の森の中を北に向かって歩いていきましょう。
ちなみに拝観料は必要ありません。
参道は、紅葉が赤色の光に照らされ、また、竹細工の灯りも足元を照らしていました。
ライトが真っ赤でわかりにくいですが、紅葉は見ごろを迎えているようでしたよ。
竹細工の隙間から放たれる光が、地面に映っていました。
燃えるようにライトアップされたモミジたち。
鳥居の近くまで歩いてくると、赤色の光がなくなります。
そして、鳥居をくぐった先の楼門が、白色に照らされていました。
楼門をくぐります。
正面には、舞殿(まいどの)が建っています。
舞殿には、龍の絵が掲げられていました。
2024年の干支は辰なので、龍の絵なのでしょう。
そろそろ辰年の絵馬が舞殿に設置される頃ですが、ひかりの京都の開催中に見られるのでしょうか。
舞殿の後ろの中門をくぐります。
そして、干支の守り神の言社にお参りをした後、本殿の前に進みます。
それでは、本殿にお参り。
下鴨神社の祭神は、様々なご利益を授けてくれるので、どんな願い事も聞いてもらえますよ。
本殿にお参りを済ませた後は、再び糺の森に戻ります。
馬場の様子も見に行ったのですが、ライトアップされていなかったので、参道を南に歩いて入り口に戻ることに。
来る時よりも、紅葉がきれいに見えます。
北向きに眺めるより、南向きに眺めた方が美しく見えるようにライトが配置されているのでしょうか。
京都市内は、12月に入って旅行者や観光客の姿が少なくなっています。
下鴨神社も、人が少なく、ライトアップされた参道は静かでしたよ。
京都市内の紅葉は、ほとんどが終わっていますが、糺の森は見ごろを迎えています。
11月に京都の紅葉を見られなかった方は、ぜひ、糺の森と下鴨神社を訪れてください。
この後は、ホテルオークラ京都にウインターイルミネーションを見に行きます。
なお、下鴨神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。