秋晴れの空の下で見る大聖寺の萩・2023年

9月19日に京都市上京区の相国寺に参拝した後、大聖寺(だいしょうじ)を訪れました。

大聖寺には、山門を入ってすぐの場所に多くの萩が植えられています。

本堂にお参りすることはできないのですが、9月になると、萩を見に大聖寺を訪れたくなります。

秋空と萩

大聖寺は、地下鉄の今出川駅を出てすぐの場所にあります。

今出川通を挟んで同志社大学の西隣ですね。

大聖寺の山門の前に到着。

山門

山門

この付近は、学生さんが非常に多いですが、大聖寺に入っていく学生さんは滅多にいません。

山門をくぐります。

境内

境内

白砂の両脇には、木が植えられており、その下で、萩が順調に育っていました。

萩は、多くの花をたくさん咲かせ見ごろを迎えていますね。

日陰の萩

日陰の萩

白色の花もきれいに咲いていました。

白色の萩

白色の萩

秋晴れの空の下だと、白色の萩が、より美しく見えます。

塀を背に見る白色の萩。

萩と塀

萩と塀

秋空の下、赤色の萩が元気に咲いていました。

玄関と萩

玄関と萩

萩の近くには玄関がありますが、普段は中に入ることはできません。

大聖寺は、貞治7年(1368年)に天龍寺で行われた光厳天皇の法事の際、妃が落飾して夢相定円(むそうじょうえん)となり、足利義満が室町御所内の岡松殿に迎えたのが始まりです。

寺地は、何度か変わっていますが、元禄10年(1697年)に現在地に戻っています。

大聖寺は、正親町天皇の皇女が入寺して以来、歴代の内親王が入寺し、その風習は江戸時代後期の光格天皇の皇女まで続きました。

赤色の萩越しに山門を眺めます。

萩越しに見る山門

萩越しに見る山門

目線を下げて白砂と一緒に萩も見ましょう。

白砂と萩

白砂と萩

人が全くおらず、萩を独り占め。

萩と境内

萩と境内

当地は、室町幕府の花の御所跡だったことから、境内には、それを示す石碑が置かれています。

花の御所の石碑と萩

花の御所の石碑と萩

石碑の前でも、赤色の萩の花が咲いていましたが、やや花数は少なめでした。

今年の京都の萩は、例年よりも開花が遅かったようなので、これからもっと花が咲いてくると思います。

そろそろ大聖寺から出ましょう。

私が大聖寺にいる間、誰も入って来ませんでした。

大聖寺は、自動車が多く走る今出川通沿いにありますが、山門の奥は意外と静かですよ。

萩の見ごろは、10月上旬まで続きそうです。

この後は、梨木神社に萩を見に行きます。

なお、大聖寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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