冬に参拝した西本願寺・2023年

2月中旬に京都市下京区の興正寺に梅を見に行った後、北隣の西本願寺を訪れました。

西本願寺は、浄土真宗のお寺で、京都駅から最も近い世界遺産に登録されている施設です。

境内は広く、大きな建物もあり、見ごたえがありますね。

御影堂から見える飛雲閣

西本願寺には、京都駅から七条通を西に約10分歩くと到着します。

まずは、境内の南の塀沿いにある唐門を見ることに。

唐門

唐門

西本願寺の唐門は、最近、工事が完成したばかりなので、装飾がとてもきれいです。

国宝三唐門の一つに数えられる西本願寺の唐門は、飽きることなく日が暮れるまで見ていられるということから、日暮門とも呼ばれています。

西本願寺に参拝した時は、必ず唐門を見ておきましょう。

唐門を見た後、堀川通に面する御影堂門(ごえいどうもん)から境内に入ります。

御影堂門

御影堂門

御影堂の近くには、3月4日まで書院の特別拝観が行われていることを案内する看板が出ていました。

お坊さんが案内してくれる特別拝観で、参加費は2,500円とのこと。

高額ではありますが、普段見られない書院を拝観できるのは貴重ですね。

御影堂門の先に親鸞聖人の御影を祀る大きな御影堂が建っているのでお参りをします。

御影堂

御影堂

御影堂に上がり、南東に目をやると飛雲閣が見えますよ。

飛雲閣

飛雲閣

以前は、近くの木の枝が邪魔になって飛雲閣が見えにくかったのですが、その木の枝が剪定され、今は見晴らしが良くなり、建物の全体を見られるようになっています。

飛雲閣の戸の装飾も見えますが、遠目だと小さくて見えにくいです。

飛雲閣の戸

飛雲閣の戸

上の写真は、カメラのズームを使って撮影したものです。

御影堂から境内全体を見渡します。

境内

境内

この日は、パラパラと雪がちらつくことがありましたが、私が西本願寺にいる間は、雲が薄くなり、晴れ間が見えていました。

阿弥陀堂の頭上の雲も薄くなり青空が見えます。

阿弥陀堂

阿弥陀堂

西本願寺の阿弥陀堂の廊下は、所々にできた穴を埋めるために埋め木がはまっています。

埋め木は、様々な形をしており、中には初心者マークのような形のものもありますよ。

廊下の埋め木

廊下の埋め木

埋め木を探すのもまた、西本願寺参拝の楽しみの一つであります。

手水鉢には、なみなみと水が張られていました。

手水鉢

手水鉢

近年は、新型コロナウイルスの影響で、手水鉢に水が張られていない寺社が増えていましたが、それも解消されつつあり、最近は手水を使える寺社が多くなってきています。

西本願寺も、以前のような賑わいが戻ってきていますね。

そろそろ境内から出ることに。

帰りは、阿弥陀堂門から堀川通に出ました。

阿弥陀堂

阿弥陀堂

西本願寺は、京都駅から近い世界遺産に登録されている寺院です。

便利な場所にありますから、京都に観光で訪れた際は、ぜひ、西本願寺にも参拝してください。

この後は、菅大臣神社に梅を見に行きます。

なお、西本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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