冬の閑散とした真如堂に参拝・2023年

1月中旬に京都市左京区の金戒光明寺に参拝した後、北隣に建つ真如堂にも参拝しました。

真如堂は、春の桜秋の紅葉が美しいお寺として有名で、それらの時期には多くの旅行者や観光客の方が訪れます。

でも、冬は京都に訪れる人が少なくなることもあり、真如堂も境内が静かになりますね。

人が少ない境内

真如堂には、市バス停「錦林車庫前」から西に約5分歩くと到着します。

金戒光明寺の墓地から真如堂に向かうと、南東角から境内に入ることになります。

南東角

南東角

正面に見える建物は、本堂です。

本堂の裏側は、モミジがたくさん散っており、まだ12月に入ったばかりのような景色を留めています。

本堂裏

本堂裏

本堂裏では、サンシュユが赤い実を付け、冬の境内に彩を添えていました。

サンシュユの実

サンシュユの実

まずは本堂にお参りをしましょう。

本堂

本堂

本堂の頭上には、青空が見えましたが、冬の寒さを感じさせるような色です。

三重塔の下にたくさん植えられているカエデは、枝だけとなり、境内全体が見晴らしが良い状態になっていました。

三重塔

三重塔

参拝者は、ちらほらと見かけるものの、境内は閑散としており、大きな声を出すと、どこまでも響き渡りそうな静寂の空間となっていました。

花手水。

花手水

花手水

他の寺社だと水面が見えないほど、たくさんの花が供えられていますが、真如堂の花手水は控えめです。

質素な花手水も良いものです。

境内の北側には、元三大師堂が建っています。

元三大師堂

元三大師堂

元三大師は、おみくじの考案者として知られていますね。

境内の池の周囲も、カエデが多く植えられていますが、今は枝だけの状態。

池

池の水が、とても冷たそうです。

元三大師堂から少し西に歩くと、新長谷寺(しんはせでら)が建っているのでお参りをします。

新長谷寺

新長谷寺

新長谷寺は、洛陽三十三所観音霊場巡りの第五番札所となっていますよ。

境内の西側の参道の前にやって来ました。

参道

参道

この参道は、紅葉が美しく、晩秋には多くの人が写真撮影をします。

でも、冬は全く人がいません。

カエデの木々から葉が落ち、視界が良好であります。

冬は、どこも殺風景となりますが、見晴らしが良くなって、建物と一緒に空を見やすくなります。

これも、冬の京都観光の魅力と言えますね。

静かに京都観光を楽しみたい方は、冬こそおすすめですよ。

そろそろ真如堂から出ることに。

帰りは、西側にある赤門をくぐって境内から出ました。

なお、真如堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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