静寂の宝塔寺境内で見る満開の桜・2022年

3月末に京都市伏見区の伏見稲荷大社に桜を見に行った後、宝塔寺に参拝しました。

宝塔寺は、歴史あるお寺なのですが、あまり観光で訪れる人がおらず、いつも境内が静かです。

春には、桜も咲き美しい風景を見られるのですが、参拝する人はほとんどいません。

桜が満開になった境内

京阪電車の龍谷大前深草駅から東に約10分歩くと、宝塔寺の四脚門が現れます。

四脚門の近くに植えられているソメイヨシノが見ごろを迎えていますね。

四脚門と桜

四脚門と桜

宝塔寺の周辺は民家が多いです。

住宅街にあるお寺ということも、宝塔寺に観光客が少ない理由と言えそうです。

四脚門をくぐると、緩やかな上り坂の参道に入ります。

参道

参道

参道の先には朱色の仁王門が建っています。

その前に植えられている桜が満開です。

仁王門と桜

仁王門と桜

空も晴れ、一段と桜が美しく見えます。

仁王門をくぐります。

仁王門の天井には、たくさんの花が描かれているので、くぐる時は上を向きましょう。

仁王門の先の石段上に立派な本堂が建っています。

本堂の前のソメイヨシノも満開であります。

本堂と桜

本堂と桜

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂から振り返ると、晴天の下、満開の桜と仁王門がとてもきれいに見えました。

見下ろす桜と仁王門

見下ろす桜と仁王門

この日は、数人の参拝者がいらっしゃいましたが、ほぼ無人の状態で、境内は静寂に包まれていました。

時折、JR奈良線の踏切の音がカンカンと聞こえてくるくらいですね。

本堂の南側には、室町時代に建てられた多宝塔があります。

桜越しに見る多宝塔は、春のお寺らしい景色ですね。

多宝塔と桜

多宝塔と桜

青空の下、太陽の光をいっぱいに浴びた満開の桜。

境内の桜

境内の桜

なんともさわやかな風景です。

本堂の裏にある七面山に登っていきます。

石段の途中にある鎮守社の近くの桜は、枝が少なく、あまり華やかではありませんでした。

鎮守社と桜

鎮守社と桜

七面宮の鳥居近くに植えられているヤマザクラは、ほとんどの花を散らし、見ごろを終えています。

散る山桜

散る山桜

これ以上、先に行っても、きれいな桜を見られそうになかったので、七面山から下ります。

そして、仁王門をくぐり参道に戻りました。

見下ろす参道と満開の桜もきれいですね。

参道の桜

参道の桜

静かな境内で、心静かにお花見できました。

宝塔寺の桜は、3月末に見ごろを迎えました。

見ごろは、4月3日までは続きそうです。

この後は、瑞光寺に桜を見に行きます。

なお、宝塔寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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