5月末。
京都市東山区の清水寺を訪れました。
清水寺では、毎年、5月下旬から6月上旬にかけてサツキが咲きます。
今回は、そのサツキを見るために清水寺に向かいました。
閑散とした清水坂
清水寺の最寄り駅は、京阪電車の清水五条駅です。
駅からは、東に15分から20分ほど歩けば、清水寺に到着します。
市バスだと、「清水道」で下車して東に徒歩約10分です。
清水道から清水寺へと向かう道は、松原通ですが、東大路通より東は清水坂と呼ばれています。
現在、五条通が松原通の南にありますが、かつては松原通が五条通と呼ばれ、清水寺への参詣路となっていました。
清水坂は、年中、旅行者や観光客で賑わっているのですが、緊急事態宣言が出ているため、ほぼ無人の状態です。
ほとんどのお店が閉まっており、閑散としています。
昨年も清水寺にサツキを見に訪れていますが、その時も同じような感じでしたね。
清水坂を上り切り、清水寺の仁王門前にやってきました。
以前は、この付近に大勢の旅行者がいたのですが、今は、人がまばらです。
五月晴れの空とサツキ
仁王門から右に進むと、サツキがたくさん植えらえています。
サツキは、赤色やピンク色の花を咲かせていましたが、そろそろ終わりが近づいていました。
石段を下りたところに植えられているサツキは、見ごろが終了していますね。
今年の京都は、サツキの開花が早かったため、見ごろを終えるのも早かったようです。
あと5日ほど早く訪れるべきでした。
拝観出口付近の池の周囲は、新緑で埋め尽くされていました。
頭上は、雲一つない五月晴れ。
新緑の奥には、朱色の三重塔が見えます。
すでに京都は梅雨に入っていますが、この日は、初夏の光景が広がっていましたよ。
西門(さいもん)の下のサツキは、まだ見ごろを保っていました。
祥雲青龍と一緒に見るサツキ。
仁王門をくぐって石段を上り、随求堂(ずいぐどう)の前にやってきました。
随求堂では、胎内巡りをできるのですが、今は休止中。
清水寺の拝観受付付近にやってきました。
この辺りも人がまばらです。
藤棚の藤は、すでに花を散らしていました。
今回は、本堂を拝観しませんでしたが、今ならまったく混雑していないでしょうね。
境内の北側にやってきました。
この付近にもサツキが植えられています。
仁王門の近くのサツキよりも、多くの花が咲いていました。
さわやかな青空の下、きれいなサツキを見ることができて良かったです。
普段は、海外からお越しの方で混雑する清水寺ですが、今は、観光客の姿がほとんどありません。
おそらく、夏場も、人が少ないでしょうから、清水寺に観光で訪れようと考えている方は、梅雨明けにお越しになると良いでしょう。
この後は、京都霊山護国神社に参拝します。
なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。