4月初旬に京都市東山区の智積院に桜を見に行った後、西に3分ほど歩き養源院に参拝しました。
養源院には、本堂の玄関前に八重紅枝垂れ桜が植えられています。
また、参道にも、遅咲きの八重桜が植えられています。
2021年の京都では、3月16日にソメイヨシノが開花しましたが、その他の桜も、例年より開花が早まっています。
まだ4月初旬ですが、養源院でも八重紅枝垂れ桜と遅咲きの八重桜が、そろそろ咲いていることでしょう。
八重桜が満開
養源院の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
駅からは、東に徒歩約5分で到着します。
市バスだと、「博物館三十三間堂前」で下車して南に徒歩約3分です。
今回は、智積院の参拝後だったので、七条通を西に歩き、養源院に向かいました。
左にハイアットリージェンシー京都を見ながら歩きます。
このホテルは、東山観光に便利な立地だなといつも思います。
近くに三十三間堂や京都国立博物館がありますし、北に行けば清水寺、南に行けば東福寺と、東山を代表する観光名所も徒歩圏内です。
養源院の山門の前に到着しました。
山門をくぐると、緩やかな上り坂の参道が現れます。
参道わきのカエデは、黄緑色の若葉を付けていました。
京都の桜は、散り始め、これからは新緑が美しい季節ですね。
まずは、山門の北側に祀られている弁財天にお参りです。
福徳財運のご利益を授かれるよう、お願いしておきましょう。
参道を進んでいくと、中ほどに八重桜が植えられています。
すでに八重桜は、真っ白な花をたくさん咲かせ満開の状態になっていました。
例年だと、4月10日以降に見ごろを迎えるのですが、今年は3月中に見ごろに入っていたようですね。
八重紅枝垂れ桜はほとんど咲かず
本堂の玄関の前にやって来ました。
こちらには、八重紅枝垂れ桜が2本植えられていますが、ほとんど咲いていませんでした。
まだこれから咲き始めるのかなと思ったのですが、枝にほとんどつぼみがなかったので、今年はこれ以上は咲きそうにありません。
枝先を見ると、申し訳程度に花が咲いていました。
養源院に限らず、今年の京都は、八重紅枝垂れ桜が不調なところが多いです。
天候不順が原因でしょうか。
今年は、桜が異常に早く開花しましたからね。
見上げると、まだ冬のような姿です。
八重紅枝垂れ桜がきれいに咲いていることを期待したのですが、残念です。
3月下旬から、いろんな場所で八重紅枝垂れ桜を観察していましたが、今年はつぼみが少なく変だなと思っていたんですよね。
八重紅枝垂れ桜がきれいに咲いているところもありますが、今年は残念な春になりました。
養源院には、ネコがいましたよ。
以前から、境内でネコを何匹も見かけるのですが、養源院で飼われているのでしょうか。
再び参道に戻ります。
そして、先ほど見た八重桜をもう一度観賞。
この八重桜が満開になっている姿を見られたので、良しとしましょう。
八重桜は、4月8日頃まではきれいに咲いていると思います。
この後は、法住寺に桜を見に行きます。
なお、養源院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。