3月下旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
石清水八幡宮には、たくさんの桜が植えられています。
ソメイヨシノが目立ちますが、早咲きの桃桜や陽光、ヤマザクラ、八重紅枝垂れ桜、遅咲きの八重桜など品種も多いのが特徴的です。
2021年の京都は、3月16日にソメイヨシノが開花したことから、石清水八幡宮のソメイヨシノは3月下旬に見ごろになっているはずと思い参拝した次第です。
散り始めるソメイヨシノ
石清水八幡宮の最寄り駅は、京阪電車の石清水八幡宮駅です。
駅からは、ケーブルに乗車し、男山の山上に向かうのが便利です。
山上の駐車場にやって来ると、ソメイヨシノが満開になっていました。
エジソン記念碑の近くの桜も満開です。
でも、桜の花びらが、ひらひらと舞っていたので、そろそろ見ごろの後半に入っているようです。
エジソン記念碑の近くでは、ネコたちが昼寝をしていました。
石清水八幡宮には、たくさんのネコが棲んでいますよ。
こちらは、宇宙桜です。
平成20年(2008年)5月28日に高知県の児童によって樹齢500年のひょうたん桜の種が採取され、東京の有人宇宙システム株式会社を経由して200粒がアメリカのNASAへ送られました。
同年11月15日にスペースシャトル・エンデバー号がこの種を搭載して宇宙に出発。
翌平成21年7月31日に若田光一さんとともに無事地球に帰ってきました。
その年の9月に高知県に返還され、播種した種から平成22年春に発芽し、大切に育てられた後、接ぎ木によって育成した50本のうちの1本が石清水八幡宮に植えられました。
今まで、春に何度も、宇宙桜を見に来ているのですが、花が咲いているのを一度も見たことがありません。
開花時期が春ではないのでしょうか。
それとも、花が咲かないのでしょうか。
エジソン記念碑がある神苑では、八重紅枝垂れ桜が見ごろに入っていました。
神苑の東側にある石翆亭の2階から桜を見下ろします。
上から見ると、まだまだ桜はたくさんの花を咲かせており、とても華やかでしたよ。
本殿の近くに植えられているソメイヨシノも満開です。
空が曇り始めてきたので、写真が暗くなってしまいました。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿にお参りをした後は、展望台へ。
展望台のソメイヨシノも満開でした。
石塔の近くには、竹細工も展示されていましたよ。
展望台から京都市街を眺めます。
この日は、黄砂が観測されたためか、見晴らしが良くありませんでした。
でも、眼下の桜はきれいでしたよ。
裏参道から男山を下ります。
山のふもとの駐車場付近でも、背が高い立派な桜が満開です。
人がほとんどおらず、静かに観賞できました。
頓宮(とんぐう)から見る桜もきれいで、春の神社らしい風景を楽しめましたよ。
石清水八幡宮のソメイヨシノは、散り始めていましたが、見ごろを保っていました。
4月4日まできれいに咲いていそうですが、今後の天気次第では、それより早くに散ってしまうかもしれません。
石清水八幡宮の桜を見に行くなら、お早めに。
この後は、背割堤に桜を見に行きます。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。