知恩院の桜が見ごろに向かう・2021年

3月下旬に京都市東山区の祇園白川に桜を見に行った後、東に5分ほど歩き、知恩院に参拝しました。

知恩院は、浄土宗四ヵ本山に数えられる浄土宗のお寺で、境内には比較的多くの桜が植えられています。

京都の桜は、3月16日に開花したことから、知恩院でもそろそろソメイヨシノが見ごろに入って来そうです。

三門付近の桜

知恩院には、地下鉄の東山駅から南に5分ほど歩くと到着します。

今回は、祇園白川から知恩院に向かったので、東大路通を渡り、知恩院道を歩いて知恩院に向かいました。

知恩院道の入り口に建つ新門をくぐった先では、ヒガンザクラが満開になっていました。

彼岸桜と三門

彼岸桜と三門

奥には、三門が見えます。

この日は晴れている時もあれば、曇りの時もあり、知恩院に到着した時には、あいにくの曇り空でした。

三門の近くまでやって来ると、塀際で桜が見ごろを迎えていました。

塀際の桜

塀際の桜

でも、三門の前に植えられているソメイヨシノは、まだ2分咲きから3分咲きで見ごろには少し早い状況です。

三門

三門

石段を上って三門をくぐります。

三門の先にある急な石段は男坂です。

その男坂の脇の桜は、もうほとんど満開でした。

桜と男坂

桜と男坂

三門の周囲には、ソメイヨシノが数本植えられていますが、このソメイヨシノが最も咲き進むのが早かったです。

境内の桜風景

男坂を上るのはきついので、南隣の女坂を上っていきます。

女坂の入り口付近には、友禅苑があり、きれいな枝垂れ桜を見ることができますよ。

今回は、友禅苑を拝観しないことに。

女坂を上りきると、左手に朱色の七百五十万霊塔が建っています。

その前のソメイヨシノは、5分咲き程度でした。

七百五十万霊塔と桜

七百五十万霊塔と桜

御影堂(みえいどう)の正面に建つ寶佛殿の近くに植えられている桜も、そろそろ見ごろに入ってきています。

寶佛殿と桜

寶佛殿と桜

寶佛殿の東の池のほとりに植えられている桜は、ほぼ見ごろ。

納骨堂と桜

納骨堂と桜

奥に見える納骨堂の近くの桜も、花数が増えて行っています。

納骨堂から北に歩き、智慧乃道の前にやって来ました。

智慧乃道の桜

智慧乃道の桜

智慧乃道の近くのソメイヨシノは、あまり日当たりが良くないためか、やや花数が少なめです。

智慧乃道を上ります。

知恩院の東側にそびえる華頂山の中腹には、浄土宗の開祖の法然上人の御廟と勢至堂が建っています。

それでは、勢至堂に入って、お参りをしましょう。

御廟の近くには、紅枝垂れ桜が植えられています。

御廟と紅枝垂れ桜

御廟と紅枝垂れ桜

この紅枝垂れ桜は、一重の花を咲かせます。

ソメイヨシノよりやや早い時期に咲き始めますが、今年は、まだ5分咲き程度しか咲き進んでいませんでした。

もっとたくさんの花を咲かせていると思ったのですが、ちょっと残念でしたね。

勢至堂から来た道を戻ります。

そして、納骨堂の南に建つ大鐘楼の前にやってきました。

大鐘楼

大鐘楼

いつもながら、吊るされた梵鐘は迫力がありますね。

大みそかには、この梵鐘の音色が東山に響き渡ります。

知恩院の桜は、咲き進むのがやや遅いように思えました。

それでも、今年は開花が早く、3月25日頃から見ごろに入って来そうですよ。

この後は、円山公園に枝垂れ桜を見に行きます。

なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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