3月上旬に京都市東山区のと豊国神社に蜂須賀桜を見に行った後、南東に5分ほど歩き、法住寺に参拝しました。
法住寺には、梅が数本植えられています。
毎年2月中旬から3月中旬にかけて、梅の花が咲き、一足早く春の到来を感じられます。
散りゆく枝垂れ梅
法住寺には、京阪電車の七条駅から南東に徒歩約6分で到着します。
市バスだと、「博物館三十三間堂前」で下車して南に徒歩約3分です。
入り口に建つ山門の前に到着しました。
山門をくぐって境内に入ります。
山門近くには、枝垂れ梅が植えられており、毎年3月に入ってから見ごろを迎えます。
でも、今年は開花が早かったようで、すでに花が散り始めていました。
今年の京都は、どこも梅の開花が早かったため、終わりも早くなっています。
1週間ほど早めに法住寺を訪れていれば、枝垂れ梅は満開だったでしょうね。
こちらの椿は、赤色やピンク色など、様々な色の花を咲かせていました。
それでは不動堂の中に入ってお参りをしましょう。
堂内には、源平合戦で、後白河法皇の身代わりになったと伝わる不動明王が祀られていますよ。
災厄が降りかかってきた時に身代わりになってもらえるようにお願いをしておきましょう。
遅咲きの梅が満開
不動堂の左前に植えられている遅咲きの梅がきれいに咲いていました。
この梅は、白色の花がたくさん咲きますが、その中に混ざって赤色の花も咲きますよ。
毎年3月上旬は咲き始めなのですが、今年はすでに満開となっていました。
梅は、桜と比較すると花数が少なめで、見た目がスカスカした感じなのですが、法住寺の遅咲きの梅は、桜に負けないほどボリュームがあります。
法住寺にお参りに来た方は、皆、この梅に見とれていましたよ。
遅咲きの梅から少し離れた場所では、桜が咲き始めていました。
花が下向きになっているので、カンヒザクラでしょうか。
境内の北側の塀には、ひっそりと河津桜も咲いていました。
河津桜は、すでに多くの花を散らし、見ごろを終えようとしていました。
不動堂の西側にある龍宮門から外に出ます。
龍宮門前の紅梅は、すでに見ごろを終えていましたが、白梅は良い感じに咲いていましたよ。
この白梅は、数年前は、膝くらいの高さしかなかったのですが、いつのまにか人の背くらいまで生長しています。
法住寺の南側の塩小路通へ。
ここには、法住寺の駐車場があります。
駐車場内には、河津桜が数本植えられており、ちょうど見ごろを迎えていましたよ。
法住寺の梅は、3月上旬で見ごろの終盤となっていました。
でも、遅咲きの梅は満開で、3月10日頃まではきれいな姿を保っていそうです。
この後は、智積院に梅を見に行きます。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。