12月上旬。
京都府八幡市の神應寺(じんのうじ)に参拝しました。
八幡市には、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)や善法律寺といった紅葉の名所がありますが、神應寺も紅葉が美しいお寺です。
ただ知名度は、あまり高くないことから参拝者はそれほど多くないですね。
境内の周囲の紅葉
神應寺には、京阪電車の石清水八幡宮駅で下車して、南に5分ほど歩くと到着します。
駅から直接南に向かえないので、東側から迂回しなければなりません。
石清水八幡宮の一ノ鳥居から、細い道を西に進むと、神應寺の山門が見えてきます。
山門をくぐった先では、サザンカが赤色の花をたくさん咲かせていましたよ。
12月に入り、京都各所では、サザンカの花を見かけることが多くなりました。
境内へと続く石段の脇には、スギやカエデが植えられています。
カエデは、まだ青葉も多く見られましたが、多くは紅葉しており見ごろを迎えていました。
石段を上り切ると、北に向かって参道が延びています。
その先には本堂が建っているので、お参りをしましょう。
境内にも、カエデやイチョウが植えられていますが、すでにほとんどの葉を散らしていました。
でも、境内を囲むように植えられているカエデは、見ごろを迎えており、鐘楼越しに美しい風景を眺められましたよ。
神應寺は、境内の紅葉は11月下旬に見ごろとなりますが、その頃だと参道はまだ緑が目立ちます。
以前に神應寺には何度も紅葉を見に来ていますが、11月下旬に訪れていたので、参道がほとんど紅葉していませんでした。
なので、今回は12月に入ってから神應寺にお参りをした次第です。
境内の紅葉は見ごろを過ぎていたものの、周囲の紅葉は鮮やかな赤色になっていました。
参道の紅葉が見ごろ
神應寺の参道を男山の奥に向かって歩いていきます。
細い参道の両脇のカエデは赤く色づき、紅葉のトンネルができていました。
参道の奥には、杉山谷不動堂が建っています。
杉山谷不動堂の周囲の紅葉もきれいでしたが、この日は、真っ白な花をたくさん咲かせたサザンカがひときわ目を引きました。
このサザンカも、今が見ごろですね。
杉山谷不動堂から山を下りて行きます。
見上げれば、先ほど通ってきた参道の紅葉。
山の中で見る紅葉は、街中で見る紅葉とは違った趣がありますね。
気温が低くなりやすいためか、モミジに透明感があります。
神應寺の石段に戻ってきました。
木々のすき間から日差しを浴びたモミジが真紅に染まり、見事な紅葉風景を見られましたよ。
神應寺は、境内の紅葉はほぼ終わりですが、参道の紅葉は見ごろです。
紅葉の見ごろは12月10日までは続いていると思います。
長ければ、12月15日頃まで紅葉を楽しめるかもしれませんね。
なお、神應寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。