11月上旬。
京都府八幡市の背割堤(せわりてい)を訪れました。
背割堤は、1km以上に渡り堤防に桜が植えられています。
春は、美しい桜並木が見られるとあって、多くの旅行者や観光客の方がお花見に訪れます。
でも、その他の時期は、ほとんど人がいません。
11月は、桜並木の紅葉を見られるので、この時期に背割堤を訪れるのも、おすすめなんですけどね。
しみじみとした桜並木
背割堤には、京阪電車の石清水八幡宮駅から北に7分ほど歩くと到着します。
御幸橋から背割堤の桜並木を眺めると、全体が赤褐色に色づいていました。
私が背割堤を訪れた時刻は、午後2時30分ころ。
すでに夕方のような薄暗さです。
堤防上の遊歩道を歩きましょう。
人はまばらで、桜が咲いている時期と比較すると寂しい景色です。
堤防の南側に下ります。
桜の葉は、まだこれから赤くなりそうな感じですね。
芝生の上をネコが歩いていました。
人を見ると声をかけてくるので、エサをもらいなれているようです。
鳥が芝生にやって来ると、捕まえようと伏せて様子をうかがっていましたよ。
背割堤には、ウォーキングやジョギングで訪れている人が、ちらほらといましたが、ほぼ無人に近い状態です。
桜の紅葉は、カエデと違って、しんみりとした情緒を感じます。
今度は堤防の北側にやってきました。
背割堤では、南側の芝生や遊歩道を歩く人が多いですが、北側の方が道幅が狭く人が少ないので、歩くならこちらがおすすめです。
それにしても、人がいない秋の背割堤は、本当にもの悲しく感じますね。
堤防の上に上がり南に目をやります。
奥に見える男山は、まだあまり紅葉していません。
男山の山頂には石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)がありますが、この様子だと、紅葉は11月下旬に見ごろになりそうですね。
北に目をやれば天王山。
天王山は、すでに黄色や赤色に染まった木々が目立ってきていました。
そろそろ紅葉が見頃を迎えそうですね。
背割堤の奥までやってきました。
ここまで来る人は少なく、周りには1人しか人がいませんでした。
雲が多めの秋空の下で見る桜並木は、どことなく寂しげであります。
それでは、堤防の上を歩いて引き返しましょう。
途中で、ネコがくつろいでいました。
先ほどのネコとは違います。
このネコも丸まるとしていたので、エサをもらっているのでしょうね。
11月の背割堤は人が少なく、のんびりと歩くことができました。
近くのさくらであい館は、サイクリングロードを自転車で走る人の休憩場となっており、週末になると多くの人で賑わいます。
でも、背割堤を歩く人は少ないですね。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。