京都府八幡市では、毎年、桃の節句の時期に合わせて八幡まちかどひなまつりが催されます。
2020年は、3月1日から8日まで。
京阪電車の石清水八幡宮駅(いわしみずはちまんぐうえき)から東高野街道沿いを南下し松花堂庭園まで、約50ヶ所のお店や施設の入り口付近に雛人形が展示されています。
ということで、私も3月2日に八幡まちかどひなまつりを見に行きました。
石清水八幡宮駅周辺の雛人形
石清水八幡宮駅のバスターミナルに到着。
バスターミナル周辺だけでも10ヶ所ほどに雛人形が飾られています。
最初に見たのは、駅の改札を出てすぐの場所にあるカフェ・キャンドルの雛人形です。
この日は、カフェ・キャンドルは定休日でしたが、雛人形は見ることができましたよ。
駅に隣接する八幡市観光案内所では、たくさんの雛人形が飾られていました。
観光案内所の雛人形は、よく見るとマスクをしています。
コロナ・ウイルスの感染が拡大しているので、雛人形も予防のためにマスクをしているのだとか。
なお、コロナ・ウイルスの影響で、雛人形を展示予定だったいくつかの施設が休止しています。
駅周辺だと、情報ハウスとボートピア待合所が閉まっていました。
京都銀行でも、2体の雛人形が仲良く並んで飾られていましたよ。
バスターミナルから少し南にある立本家の雛飾りは、雛人形だけでなく、トトロのぬいぐるみなど様々なものが展示されていました。
2019年のラグビーワールドカップに出場した国のお酒のボトルも飾られています。
立本家の近くに石清水八幡宮の一ノ鳥居が建っています。
鳥居をくぐり、頓宮(とんぐう)の敷地に入ると、こちらにも雛人形が飾られています。
まちかどひなまつりの案内には高良神社(こうらじんじゃ)と記されていますが、展示場所は頓宮の敷地内です。
高良神社の雛人形の横には、「謎めいた石」が置かれています。
何枚もの「八幡まちかどひなまつり」の案内の上に置かれているので、風で飛ばされないようにするための石のようです。
謎めいた石を片手で持ち上げた時、思っていたよりも重く感じた場合には体調が悪いとのこと。
軽く感じた場合は、絶好調とのことで、「雛巡りをしようーー!」と書かれていました。
東高野街道を南に歩いていくと、石清水八幡宮の駐車場を過ぎた辺りに昔ながらの建物が並んだ一角があります。
ここには、みささ堂という和菓子屋さんがあり、店先に雛人形が飾られていました。
店先に雛人形が飾られているだけで、随分とお店が華やかに見えるものです。
みささ堂の南に建つ相槌神社の社殿の前には、小さな雛人形が飾られていますよ。
キツネよりも小さいです。
相槌神社から東に少し歩いた場所にあるながい洋品店の店先にも、小さな雛人形が飾られていました。
手の平に乗るくらいのかわいらしい雛人形が、まるで道行く人にあいさつをしているようでしたよ。
私が雛人形を見たのは、ここまでです。
全ての雛人形を見ようと思うと半日くらいはかかりそうです。
まちかどひなまつりの期間はスタンプラリーも実施され、指定された5ヶ所の施設でスタンプを押し、飛行神社に行くと、くじを引けます。
くじに外れても参加賞はいただけるそうです。
観光案内所で配布している「八幡まちかどひなまつり」の案内がスタンププラリーの台紙になっていますから、石清水八幡宮駅に到着したら忘れずにもらいましょう。
また、3月8日には、ガイドの方の解説を聞きながら各会場を巡ることができますよ。
ぜひ、八幡まちかどひなまつりを見に行ってください。