2月下旬。
京都市東山区の安井金比羅宮に参拝しました。
安井金比羅宮には正月にも初詣に訪れています。
今回の参拝は、梅を見ることが目的です。
そろそろ見ごろを迎えていることでしょう。
天満宮の両脇で咲く梅
安井金比羅宮は、京阪電車の祇園四条駅から南東に徒歩約10分の場所に建っています。
市バスだと「東山安井」からすぐです。
東大路通に面する石造りの鳥居をくぐって参道に入ります。
参道にはほとんど人がおらず、境内は空いていそうだなと思ったのですが、意外と多くの方が参拝に訪れていました。
でも、海外からお越しの方の姿は見えません。
ここも、新型コロナウイルスの影響で、外国人旅行者が減っているようです。
拝殿の前にやってきました。
ここで鈴を鳴らし、賽銭を入れます。
そして、前方に進み本殿にお参りをします。
以前は、拝殿からお参りをする人が多かったのですが、今は本殿の前でお参りをする人が多くなっています。
その理由は、拝殿に参拝の作法が貼られるようになり、そこに本殿の前に進んでお参りをするように書かれているからです。
縁切りと縁結びのご利益を授かれるようにお願いしておきましょう。
境内の北には、朱色の社殿が美しい天満宮が建っています。
梅は、この社殿の両脇に植えられています。
社殿の右側には紅梅。
天満宮は、数年前に改修が行われ、その時に北野天満宮から2本の梅の木が贈られました。
まだ植えられてから、それほど年月が経っていないため、背がとても低いです。
紅梅に近づくと、小さな赤い花がちらほらと咲いていました。
もう終わりが近づいているように思えますが、どうなんでしょう。
紅梅の近くでは、ジンチョウゲも咲いていました。
今の時期は、ジンチョウゲの花もよく目にしますね。
天満宮の左側の白梅も紅梅と同じくらいの背丈です。
白梅は、ほとんどの花が散っており、残っているのはごくわずかとなっていました。
この白梅は、早咲きなのでしょうか。
それとも、今年は暖冬なので早くに咲いて早くに散ってしまったのでしょうか。
天満宮の両脇の梅は、これから大きく育つと華やかになってくれることでしょう。
縁切り縁結び碑(いし)の前にやってきました。
元日よりも人は少なかったですが、穴をくぐって悪縁断ちを祈願している方がいらっしゃいました。
ハボタンも、ひっそりとプランターに植わっていましたよ。
本殿にお参りを済ませ、梅も見終えたので、そろそろ安井金比羅宮から出ましょう。
それにしても、京都市内は一気に外国人旅行者が減りましたね。
なお、安井金比羅宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。