毎年12月に嵐山一帯で開催される嵐山花灯路。
2019年は、12月13日から22日まで開催されています。
ライトアップ時間は午後5時から8時30分です。
嵐山花灯路が開催されると、京都も冬に入ったなと実感しますね。
私は、初日の12月13日に嵐山花灯路を見に行ってきました。
法輪寺のデジタルカケジク
嵐山花灯路の最寄り駅は、JR嵯峨嵐山駅、京福電車の嵐山駅、阪急電車の嵐山駅です。
京福電車の嵐山駅だと、嵐山花灯路の最も賑わっている場所へのアクセスが便利です。
私は、阪急電車の嵐山駅から嵐山花灯路を見ることに。
阪急の嵐山駅は、嵐山花灯路の最も南なので、ここから北に向かって歩けば効率的に観覧できます。
阪急の嵐山駅近くでは、灯り・嵐山美術展が開催されています。
嵯峨小学校、嵐山小学校、広沢小学校の児童が描いた絵を行灯にして展示しています。
渡月橋近くの中之島公園でも、灯り・嵐山美術展は行われていますよ。
阪急嵐山駅から北西に5分ほど歩き、法輪寺にやって来ました。
境内へと上る石段の両脇には行灯が置かれ、薄暗い参道を照らしてくれています。
紅葉がまだ残っていますね。
石段を上りきると、正面の本堂が幻想的な模様になっています。
これは、デジタルカケジクと呼ばれるもので、長谷川章さんの作品です。
時間の経過とともに模様が変化しますよ。
地面には、「京都・嵐山花灯路15周年」とライトで書かれています。
下には「虚空蔵法輪寺 令和元年 Digital 掛軸2019」とも書かれています。
今年で嵐山花灯路は15周年なんですね。
地面の文字も時間とともに変化しますよ。
境内の西側に建つ多宝塔は、真っ赤になっていました。
ちょっと怖い色であります。
多宝塔も、ライトの色が変化し、青色や緑色など様々な模様に変わっていきます。
法輪寺と言えば、展望台にも立ち寄りたいですね。
あまり人がいません。
ここからは、京都の夜景を一望でき、南東に目をやれば京都タワーも見えますよ。
法輪寺では、午後6時と7時の2回、法輪寺音楽ライブも催されます。
美しい音色とともに境内のデジタルカケジクを見ると良いでしょう。
また、温かいアップルティーの無料接待もありますよ。
渡月橋と嵐山
法輪寺のデジタルカケジクを見た後は、境内の北側から外に出ます。
すると、渡月橋の南側に出られます。
中之島公園では、活花が展示されていました。
嵐山花灯路では、散策路のいたるところで、活花を見ることができます。
これも、嵐山花灯路の特徴のひとつですね。
渡月橋を北に渡り西に歩きます。
嵐山花灯路の期間中は、宝厳院の夜間拝観も実施されていますよ。
外から見た感じだと、まだ紅葉が残っているようです。
11月に紅葉狩りをできなかった方は、嵐山花灯路の期間中に宝厳院を拝観すると良いでしょう。
ちなみに散策路の所々でも紅葉を見ることができましたよ。
嵐山もライトアップされています。
昨年までは、青色や紫色のライトで嵐山が照らされていたのですが、今年は蛍光灯のような色で、ちょっと物足りない感じです。
開催初日だったので、派手にライトアップしなかったのでしょうか。
この後は、竹林の小径のライトアップを見に行きます。
なお、法輪寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。