4月10日。
京都市上京区の北野天満宮に参拝しました。
北野天満宮は、2月から3月にかけての梅が有名な神社で、その時期には多くの旅行者や観光客の方が訪れます。
でも、4月に入ると、参拝者の数は一気に減ります。
北野天満宮は、桜が有名ではないのが理由でしょうね。
しかし、北野天満宮にも桜は植えられており、特に北野桜は当宮でしか見ることができない珍種ですから、4月にこそお参りしておきたい神社なのです。
満開の北野桜
北野天満宮は、京福電車の北野白梅町駅から東に徒歩約5分の場所に建っています。
市バスだと「北野天満宮前」で下車してすぐです。
大きな鳥居の前にやって来ました。
鳥居越しに参道を見ると、ほとんど人がいません。
やはり、この時期の北野天満宮は人が少ないようです。
参道をまっすぐ北に進み、楼門をくぐります。
楼門からさらに北に歩くと社務所があるのですが、その前で北野桜が満開になっていました。
北野桜は、北野天満宮で見つかった新種の桜です。
開花時期はソメイヨシノよりも遅く、遅咲きの八重桜が見ごろとなる時期に北野桜も見ごろを迎えます。
花は真っ白で小さ目。
でも、時間の経過につれて、白色の花は徐々に赤色に変わって行きます。
私が訪れた日は、真っ白な花が目立つ状態でしたが、中には赤色に変わっている花もありましたよ。
青空の下で見る北野桜は、特にきれいに見えますね。
八重桜も満開
北野桜を見た後は、本殿にお参りです。
北野天満宮は、学問の神さまの菅原道真を祀っていますから、賢くなるようにお願いしておきましょう。
本殿の西側にやって来ました。
こちらには、薄紅色の八重桜が植えられており、ちょうど満開となっていましたよ。
この八重桜も、青空を背景に見ると、とても美しいですね。
他の参拝者の方も、この八重桜の見事な咲きっぷりに見とれていました。
八重紅枝垂れ桜は、見ごろを終えていました。
例年だと、今から八重紅枝垂れ桜が見ごろとなるのですが、今年は開花が1週間ほど早かったため、見ごろを終えるのもいつもより早かったです。
北門から外に出ます。
北門近くに植えられている関山(かんざん)は、赤い花をたくさん咲かせていました。
関山は、遅咲きの八重桜の中でも、特によく見かけます。
色と言い、ボリュームと言い、関山は八重桜の中でも存在感がありますね。
この後は、近くの平野神社に遅咲きの桜を見に行きました。
なお、北野天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。