吉利倶八幡宮の桜・2018年

3月下旬に京都市山科区の勧修寺(かじゅうじ)の桜を見た後、少し南に歩いて吉利倶八幡宮(きりくはちまんぐう)に参拝しました。

吉利倶八幡宮も、春になると桜が咲くのですが、訪れる人はほとんどいません。

もともと、京都観光で山科区を訪れる人は少な目ですから、吉利倶八幡宮はあまり人に知られていないのでしょうね。

満開の桜

吉利倶八幡宮は、地下鉄小野駅から南西に徒歩約5分の場所に建っています。

朱色の鳥居の先に満開のソメイヨシノが見えます。

鳥居

鳥居

この鳥居をくぐって南に歩くと、2つ目の鳥居があるので、そこもくぐって石段を上り境内に入ります。

本殿の近くでは、ソメイヨシノが満開になっていました。

本殿と桜

本殿と桜

本殿の左右の矢が八幡宮らしいですね。

こちらは御霊神水です。

御霊神水

御霊神水

八幡宮は、平安時代初期には鎮護国家の霊場でした。

醍醐天皇は、身を清めるためにこの水を灌頂(かんじょう)のための閼伽(あか)香水に用いたと伝えられています。

灌頂とは即位や立太子の儀に水を頭頂に注ぐことであり、閼伽とは仏さまにお供えするための清浄な水のことです。

また、香水とは、閼伽水に諸種の香りを混ぜた水のことです。

吉利倶八幡宮の創建は、仁寿3年(853年)ですから、随分と長い歴史を持っています。

それでは本殿にお参りをしましょう。

末社と桜。

末社と桜

末社と桜

私が吉利倶八幡宮の境内にいる間、他の参拝者は1人だけでした。

本殿の南側には、植えられて間もない八重紅枝垂れ桜があります。

咲き始めの八重紅枝垂れ桜

咲き始めの八重紅枝垂れ桜

まだ咲き始めたばかりのようで、花は少な目。

神器殿と満開のソメイヨシノ。

神器殿と桜

神器殿と桜

こんなにきれいに咲いているのに誰も見に来ないのですから、もったいないですね。

石段近くには、太閤燈篭があります。

太閤燈篭

太閤燈篭

その名のとおり、太閤豊臣秀吉ゆかりの燈篭です。

秀吉は晩年、伏見城の北東に鎮座する吉利倶八幡宮を崇敬し、その遺命により五奉行の一人である前田玄以が慶長3年(1598年)に大型木製燈篭を奉納しました。

こちらは、安産の神さまです。

安産の神

安産の神

境内から外に出ます。

小川の近くに植えられているソメイヨシノも満開でした。

川のほとりの桜

川のほとりの桜

地面では芝桜が咲き、頭上ではソメイヨシノが咲いています。

芝桜とソメイヨシノ

芝桜とソメイヨシノ

春らしい風景ですね。

小野駅に向かう途中、山科川を渡りましたが、川沿いの桜並木も満開でしたよ。

山科川の桜並木

山科川の桜並木

勧修寺に参拝した時には、吉利倶八幡宮にもぜひ立ち寄ってください。

宿泊