3月3日に京都市東山区の三十三間堂の春桃会(もものほうえ)に行った後、東隣の法住寺にも参拝してきました。
この時期の法住寺では、山門や龍宮門付近、境内で梅が花を咲かせます。
法住寺の梅の見ごろはもう少し後なのですが、それでも3月3日であれば、それなりに開花してるはず。
そんな期待を持って法住寺の前にやってきました。
3分咲きの枝垂れ梅
法住寺の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
駅から七条通を東に5分ほど歩き、三十三間堂を過ぎて右折した少し先に法住寺は建っています。
山門の前には、つり雛展が開催中である旨の案内が出ています。
今回の参拝の目的のひとつは、つり雛展を見ることでした。
でも、拝観受付に行ってみると、混雑していてなかなか受付を済ませられそうになかったので、今回はあきらめることに。
ちなみに拝観料は300円でしたよ。
山門をくぐった右側に建つ十三重石塔の近くに枝垂れ梅が植えられています。
ピンク色の枝垂れ梅の咲き具合は3分咲きくらい。
満開には、もう少し時間がかかりそうですね。
境内の南側に建つ不動堂の中に入ってお参りです。
中に祀られているのは、後白河法皇が守護仏として崇めていた身代不動明王です。
方除けや厄除けなど災厄の身代わりになってくれるありがたいお不動さまですから、しっかりと拝んでおきましょう。
不動堂付近に植えられている赤色と白色の花を咲かせる源平咲きの梅は、まだ咲き始めたばかりです。
上の方が比較的開花が進んでいるようで、赤色と白色の花が仲良く咲いていましたよ。
とは言え、まだまだ花は少ないですが。
それにしても、枝につぼみがびっしり付いてますね。
全てのつぼみが開くと、とても華やかになりそうです。
龍宮門と山門近くの梅
境内から外に出ます。
龍宮門近くに植えられている紅梅の見ごろが近づいています。
6分咲きくらいまで咲いているでしょうか。
濃い紅色の花と龍宮門。
京都市内では、龍宮門があるお寺はそれほど多くないので、梅と龍宮門を一緒に見れるのは珍しいことなのです。
塀際の背の低い白梅。
まだ咲き始めですね。
以前見た時よりも生長してます。
先ほどの紅梅くらいに高くなるには、どれくらいの年月がかかるのでしょうか。
山門近くの白梅は、良い具合に開花が進んでいましたよ。
まだ5分咲きほどですが、観梅を楽しむには十分な咲き具合ですね。
3月3日の状況から予想すると、法住寺の梅の見ごろは3月10日以降になりそうです。
龍宮門近くの紅梅は、散り始めているかもしれませんが枝垂れ梅は良い具合に咲いていると思います。
源平咲きの梅の見ごろは、3月15日あたりになるかもしれません。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。