善法律寺の新緑・2015年

4月末。

そろそろ京都各地では、新緑が美しい季節へと入っていきます。

新緑がきれいなところは、紅葉の名所でもあります。

なので、京都に新緑を見に行く場合は、紅葉の名所を探して気に入ったところに出かけるのが良いでしょう。

さて、私が今回訪れてきたのは、八幡市の善法律寺です。

善法律寺は、地元では紅葉寺の愛称で親しまれているので、今の時期はカエデの新緑が見ごろを迎えているはずです。

青々としたカエデの葉につつみこまれた境内

善法律寺は、京阪電車の八幡市駅から南に15分ほど歩いた辺りに建っています。

山門の前に到着すると、外からでも境内の樹木がたくさんの葉をつけているのがわかります。

山門

山門

山門をくぐると、目の前にはたくさんの青々としたカエデの葉が見えます。

山門の奥

山門の奥

日差しを浴びて透き通るカエデの葉。

新緑のこの時期ならではの黄緑色の輝きです。

緑色の葉に混ざって、赤色のモミジもありました。

赤いモミジ

赤いモミジ

この赤色のモミジも、太陽の光が透き通っていますね。

善法律寺の境内はそれほど広くありません。

でも、境内にはたくさんの樹木が植えられているので、どこを見ても緑色の葉がたくさん目に飛び込んできます。

境内

境内

カエデの葉を近くで見ると、まったく汚れがありませんでした。

カエデの葉

カエデの葉

このまま秋の紅葉の季節まで、きれいな状態を保っていてほしいですね。

本堂にお参り。

本堂

本堂

本堂の周囲にもたくさんのカエデが植えられており、緑色の空間ができあがっていました。

駐車場付近のカエデは、さんさんと初夏の日差しを浴びて黄緑色に輝いています。

駐車場付近

駐車場付近

慰霊塔付近のカエデも、無数の黄緑色の葉を枝につけています。

慰霊塔付近

慰霊塔付近

善法律寺は道路に面しており、近くにはマンションなどの近代的な建物がいくつも建っています。

でも、境内の中にいると、それらの建物が気にならず、まるで自然の中にいるような気分になります。

善法律寺を訪れた時に必ず眺めるのが駐車場付近からの男山の景色です。

男山

男山

こうやって見ると、男山が雄大に見えます。

特に晴れた日には、山の緑がきれいに見えますね。

男山の中腹では、紫色の藤の花が咲いていました。

男山の藤

男山の藤

普段は、藤棚でしか藤の花を見ないのですが、自然に咲く藤の花も良いものですね。

これが本来の藤の姿なのでしょう。

善法律寺の新緑は梅雨の時期までは楽しめるでしょう。

それを過ぎると濃い緑色のたくましい葉になっているはずです。

初夏から梅雨時にかけて、八幡市を訪れることがあれば、善法律寺に新緑を見に行ってはいかがでしょうか。