京都の桜散策コース-上賀茂神社、賀茂川、半木の道編

春に桜を見ながら散歩できる京都の散策コースとして人気があるのが賀茂川です。

賀茂川にはたくさんのソメイヨシノが植えられています。

また、府立植物園の近くには、半木(なからぎ)の道があり、八重紅枝垂れ桜も植えられていますね。

そして、賀茂川の北の方には、桜の名所の上賀茂神社もあります。

お花見するなら、上賀茂神社、賀茂川、半木の道の順番がおすすめです。

上賀茂神社

京都駅から上賀茂神社に行くには、市バス4系統に乗車して「上賀茂神社」で下車するか、9系統に乗車して「上賀茂御園橋」で下車してください。

上賀茂神社には、立派な枝垂れ桜がたくさん植えられています。

鳥居をくぐってすぐの場所に植えられている御所桜と呼ばれる枝垂れ桜は、ソメイヨシノよりも開花がやや早めです。

また、斎王桜やみあれ桜と呼ばれる枝垂れ桜はソメイヨシノよりも開花がやや遅めです。

上賀茂神社のみあれ桜

上賀茂神社のみあれ桜

早咲きの枝垂れ桜も遅咲きの枝垂れ桜も、どちらも見ておきたいですが、どちらかを選ぶのであれば遅咲きの枝垂れ桜でしょうね。

なので、ソメイヨシノが満開か散り始めた頃に上賀茂神社にお花見に行くのが良いでしょう。

賀茂川

上賀茂神社の桜を見た後は、そこから西に少し歩いて賀茂川に向かいましょう。

賀茂川の流れに従って南にのんびりと歩きながら、両岸にたくさん植えられているソメイヨシノを観賞してください。

賀茂川

賀茂川

ただ歩いているだけで、さわやかな気持ちになれます。

本当にただ歩いているだけなのに贅沢な時間を過ごしているように感じますよ。

この辺りは、人が少なく静かなのも良いですね。

半木の道

賀茂川を上賀茂神社から南下していくと、半木の道に到着します。

ここには、たくさんの八重紅枝垂れ桜が植えられており、見ごろ時期になると地元の人はもちろんのこと、京都市外からも多くの観光客や旅行者が訪れます。

半木の道

半木の道

半木の道の八重紅枝垂れ桜もソメイヨシノが満開か散り始める頃に見ごろを迎えます。

ソメイヨシノとは違った濃い紅色の花が垂れ下がる枝。

まるで、ピンク色のパラソルが遊歩道沿いに無数に立てられているようです。

近年は、多くの旅行者や観光客の方が訪れるようになり、やや混雑していますが、賀茂川に近い遊歩道は比較的空いているので、ここから半木の道の桜を眺めて歩くと良いでしょう。

人が少なければ、半木の道を枝垂れ桜のシャワーを浴びながら歩きましょう。

上賀茂神社、賀茂川、半木の道の桜を見るのに要する時間は2時間程度ですね。

半木の道以降も賀茂川沿いにはたくさんの桜が植えられているので、気が済むまで散歩してください。

賀茂川沿いにはお食事できるお店がないので、お弁当を持参した方が良いでしょう。

賀茂川のほとりに座って、桜を見ながらお弁当を食べるのがおすすめです。

また、賀茂川から道路に出れば、どこにでも市バス停がありますので、そこから京都駅行きのバスに乗車できます。

賀茂川と高野川が合流する辺りには出町柳駅もありますので、大阪方面からお越しの方は、出町柳駅から京阪電車に乗って帰ることもできますよ。

宿泊

関連記事