2月3日の節分の日は、多くの寺社に訪れました。
節分の行事に参加できたところもあれば、ただ、境内の雰囲気を楽しんだだけといったところもありました。
どうしても、節分の行事の時間帯が同じなので、主要な行事に参加するとなると数が限られてくるんですよね。
今回の記事では、下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)、廬山寺、清浄華院(しょうじょうけいん)の節分の日の様子をお伝えします。
なお、3ヶ所とも、時間が合わなかったので、行事には参加していません。
下御霊神社
午前11時ころに下御霊神社の前に到着。
紅白の幕が節分らしいですね。
下御霊神社の最寄駅は、京阪電車の神宮丸太町駅または地下鉄丸太町駅です。どちらからでも10分もかかりません。
鳥居の前には、節分会の案内が出ていました。
中に入ってみると、境内も節分の準備が整っています。
拝殿には、下御霊祭天保絵図が置かれていました。
江戸時代に行われていた祭礼の様子が、描かれていますね。
幕末に焼失した剣鉾なども描かれており、なかなか貴重です。
下御霊神社の節分祭は、午後6時から9時の間に催されるとのこと。
なので、午前中は、まだ準備だけの状態でしたよ。
祭礼中には、一般の厄除を本殿前で一斉に祈願するそうです。
甘酒と御神酒の無料接待もあるようなので、仕事帰りに立ち寄れば、体を温めることが出来そうですね。
廬山寺
次は、下御霊神社から北に10分ほど歩いた辺りに建つ廬山寺へ。
廬山寺の節分会は、非常に盛り上がるのですが、開始が午後3時なので、こちらも、参拝するだけです。
普段閉じている門がこの日は開いていました。
たくさんの真っ赤な幟が節分らしいですね。
こちらが、普段の入口です。
境内に入ると、下御霊神社と同じく、行事の準備が整っていましたよ。
普段は、開いていない大師堂も、この日はお参りできるようになっています。
お堂には、色違いの3匹の鬼の人形が置かれていましたよ。
厄除けのお参りをして、廬山寺を後にしました。
清浄華院
廬山寺から北に少し歩くと清浄華院が建っています。
こちらも、節分の雰囲気が漂っています。
午前11時から涅槃会(ねはんえ)が催されるとのことだったのですが、私が訪れた時には、すでに終わってましたね。
この日は、海北友賢筆の大涅槃図を終日拝観できたのですが、それを知ったのは、帰宅してからでした。
もったいないことをしましたね。
清浄華院も、普段開いていないお堂が開いていました。
でも、賽銭箱が置かれていないので、ただ拝むだけとなってしまいました。
清浄華院の節分会は午後1時からだったので、こちらには参加することができたのですが、今回は、先を急いでいたので参加しないことに。
先着100名に厄除け豆が授与されたそうですよ。
以上、下御霊神社、廬山寺、清浄華院の節分の日の様子でした。