11月に東寺に紅葉を見に行きました。
東寺は、五重塔を間近で見るためには、500円の拝観料が必要となります。金堂や講堂の中に入ることもできます。
でも、拝観エリアの外からでも、東寺は紅葉を楽しむことができるんですよね。
今回の記事では、拝観エリアの外から見た紅葉を紹介します。
堀の近くの紅葉
まずは、境内の北東にある堀の近くへ。
真っ赤に染まったカエデが数本ありました。
奥に見える建物は宝蔵です。その法蔵を囲むような感じでカエデが植えられています。
堀の近くからは五重塔を眺めることもできます。
拝観エリアから見る五重塔よりも、ここから見る五重塔の方が、歴史的な雰囲気を感じますね。
近くもなく遠くもない絶妙な距離感。
紅葉と緑色の葉も調和していて、情緒のある景色です。
南大門付近のイチョウ
境内の南側の南大門付近には、イチョウが数本植えられています。
秋はイチョウの黄葉もきれいですよね。
上の写真に写っているイチョウは、1本に見えますが、実は2本並んで植えられています。
見ごろ過ぎだったようで、葉が散り始めていました。
地面には、イチョウの葉がたくさん落ちています。
このイチョウの葉を両手にたくさん集めたお母さんが、幼稚園くらいのお子さんにかけて遊んでいる光景が、なんとも微笑ましかったですね。
お子さんも満面の笑みで喜び、小さな手に持ちきれないほどのイチョウの葉をかき集めて、上に向かって投げていましたよ。
2本のイチョウの前から見た五重塔。
ここからだと、五重塔の下半分が木々に隠れてしまいますね。
五重塔の手前にある鳥居は、八嶋殿です。
その八嶋殿の近くから見た紅葉とイチョウが下の写真です。
赤色と黄色が、なかなかきれいですね。
八嶋殿のカエデは、ちょうど見ごろを迎えていました。
背が低いカエデですが、色付きがとても良かったですよ。
最後に南大門の前から金堂を眺めることに。
2本のイチョウの木の下で、先ほどの親子が、再び落ち葉を拾って遊んでいましたよ。
東寺は、京都駅からも近いので、参拝するのに便利なお寺です。
拝観エリアに入ってじっくりと景色を楽しむ時間がない場合でも、拝観エリアの外をちょっと歩くだけで、十分に紅葉を楽しむことができます。
少ない時間を有効活用するのに東寺は最適なお寺ですね。
なお、東寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。