5月初旬に京都市左京区の南禅寺を訪れました。
南禅寺は、紅葉の名所として有名なお寺です。
なので、今の時期は、カエデの新緑がとてもきれいなんですよね。
しかも紅葉の時期のように人がたくさんいるわけでもないので、境内をのんびりと散策することができます。
境内の新緑と苔
南禅寺は、地下鉄蹴上駅から北東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
ゴールデンウィークに訪れたということもあって、初夏にしては、参拝者が多めでしたが、混雑しているというほどではなかったです。
人が多すぎると疲れてしまいますが、まったく人がいないというのも寂しいので、適度に人がいた方が、安心しますね。
三門に続く道の両脇では、カエデが緑色の葉をたくさん付けていました。
カエデの新緑は、透き通るような緑色。
他の木の葉とは、明るさが違いますね。
塔頭(たっちゅう)の天授庵の塀からも新緑が溢れていました。
天授庵も紅葉の名所なので、中に入れば、見事な新緑を見ることができるのでしょうが、今回は拝観しないことに。
三門の後ろに回ってみると、こちらにも、きれいな新緑が。
日差しを浴びた時にキラキラと光る姿も美しいですね。
新緑と一緒に見ておきたいのが、苔のじゅうたん。
まさに緑色の空間。
苔もみずみずしくて、見ているだけで、心に潤いを与えてくれます。
法堂(はっとう)の近くでは、新緑に混ざって赤いカエデもありました。
この赤いカエデも、日差しを浴びると透き通っていましたよ。
法堂の裏に回ってみると、柳のように枝垂れたカエデがありました。
変わったカエデだなと思って、撮影しようとしたのですが、風に揺られて、まったく静止してくれないので、断念することに。
なので、写真はありません。
水路閣
境内の南側に移動。
ここには、水路閣があります。
初めて南禅寺を訪れた方は、和風の建築物に混ざって建つ洋風の水路閣に違和感を覚えるでしょうが、慣れてしまうと、これがなかなか味わい深く感じるんですよね。
水路閣近くの新緑も鮮やかでしたよ。
赤いカエデもありました。
水路閣のレンガ色に合うのは、緑色なのか赤色なのか。
どちらでも良いですね。きれいなことには変わりありません。
それにしてもカエデの新緑は青々としていますね。
この新緑を見ていると力がみなぎってきますね。
5月病なんて吹き飛ばしてくれますよ。
南禅寺は、紅葉や桜が有名ですが、新緑もきれいなところなので、ぜひ、この時期に訪れてみてください。
また、水路閣の上を歩くことができるので、水の流れを見ながら新緑を観賞するのも良いですよ。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。
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