3月29日に京都市東山区の法住寺、養源院、智積院(ちしゃくいん)の桜の状況を見てきました。
例年ならまだ3ヶ所とも桜の見ごろには早いのですが、2013年は、ソメイヨシノの開花が早かったため、ちょっと早めに桜の状況を確認してきました。
法住寺
法住寺は、京阪電車の七条駅から東に5分ほど歩くと到着します。
境内の真ん中には、八重紅枝垂れ桜が1本植えられています。
遅咲きの桜なので、さすがに見ごろには早かったのですが、それでももうすでに咲き始めていましたよ。
2分咲き程度まで進んでいるでしょうか。
思っていたよりも、多くの花が咲いていました。
塀際の山桜は、盛りを過ぎているようで、花が少なくなり始めていました。
3月29日の状況からすると、法住寺の八重紅枝垂れ桜は4月3日以降に見ごろを迎えるのではないでしょうか。
養源院
法住寺の次は、お隣の養源院へ。
参道脇の山桜はすでに満開になっていました。
こんなに早く満開になったためか、まだ気づいている人が少ないようで、境内にはほとんど人がいませんでした。
斜面から滑るように咲く花がきれいですね。
八重紅枝垂れ桜は咲き始めたばかりでした。
法住寺と同じく見ごろは4月3日以降になりそうです。
智積院
養源院から東に3分ほど歩いて智積院へ。
入口近くの八重紅枝垂れ桜は3分咲き程度まで花が開いていました。
その隣に植えられている山桜は満開。
参道脇に植えられているソメイヨシノも見ごろになっていました。
鮮やかなピンク色の桃の花との共演も見事です。
金堂にお参りをしようと思ったら、扉が10cmほどしか開かなかったため、中に入らずに外から賽銭を投げて参拝しておきました。
金堂から見下ろす参道の景色もなかなかきれいなのですが、まだ開花していない桜も多く残っていたことと、天気が曇っていたことで、写真にすると大してきれいになりませんでした。
智積院では、金堂の裏に植えられているソメイヨシノが最もきれいに咲いていましたね。
ただ、金堂の裏は墓地になっているので、桜を見て騒ぐのは慎んだ方が良いでしょう。
他にも明王殿の近くや駐車場の近くなどでソメイヨシノが見ごろになっていましたよ。
八重紅枝垂れ桜はまだまだ花が少なく、見ごろになるのは4月3日以降になりそうですね。