京都市南区にある五重塔で有名な東寺には、早咲きの河津桜が植えられています。
河津桜は、ソメイヨシノよりも開花時期が早いので、本格的なお花見シーズンが到来して混雑する前に東寺に行けば、ゆっくりと桜を楽しむことができます。
五重塔と金堂の間に咲く河津桜
河津桜を見に東寺を訪れたのは、3月下旬です。
例年なら、そろそろソメイヨシノが咲き始めるころなのですが、どうやら2012年は開花が遅れそうな感じです。
境内に入る前にまずは陸橋から五重塔と南大門を撮影。下の写真の右に写っているのが南大門です。
雲ひとつない青空だったので、我ながらよく撮れました。
東寺の境内は、誰でも入ることができますが、五重塔、講堂、金堂が建っている地帯は、拝観料500円が必要になります。
有料エリアの入口からすぐの場所に植えられている不二桜と呼ばれる枝垂れ桜は、まだ咲きそうな気配がありませんね。
今回の目的の河津桜は、五重塔と金堂の間に3本植えられています。
他に五重塔の西側にも数本植えられています。
見ごろを迎えた河津桜と五重塔を一緒に撮影しました。
拝観者がそれほど多くなかったので、順番待ちをせずに写すことができました。
今度は桜の花に近づいて撮影。
逆光だったので、五重塔が黒くなってしまいました。
次は、同じ河津桜を金堂を背景に写してみました。
こちらの方が比較的きれいに写せました。
最後は、五重塔の西にある河津桜を見上げるように撮影。
桜よりも五重塔が目立っていますね。
梅も見ごろ
河津桜を楽しんだ後は、瓢箪池の周囲を散策です。
池の真ん中では、亀たちが甲羅干しをしていました。
瓢箪池の東に植えられている梅が、まだ見ごろを保っていました。
特に白梅は花の数が多く、青空を背景に見上げると、もくもくとわき立つ入道雲のよう。まさに満開。
黄緑色の梅と枝垂れ梅も、白梅ほどではありませんが、たくさん花が残っていました。
紅梅は、もう終わりかけですね。
この咲き具合なら、しばらくは花が散らずに残りそうです。
うまくいけば、ソメイヨシノと梅を同時に見ることができるかもしれませんね。
河津桜と梅を十分に楽しんだので、最後にもう1枚だけ五重塔を撮影して有料エリアを後にしました。
なお、東寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。