例年なら、そろそろ紅葉が見ごろを過ぎる時期ですが、2011年は色付きが遅かったため、まだ多くの観光名所で見ごろを保っています。
それどころか、まだ色付き始めたばかりというところも多い状態です。
11月30日に橋寺、興聖寺(こうしょうじ)、宇治神社、宇治上神社といった宇治市の紅葉の名所を訪れましたが、どこもこれから見ごろを迎えるところばかりでした。
橋寺
宇治市に到着して最初に訪れたのが橋寺です。
境内には、カエデとイチョウがそれぞれ1本ずつあります。
カエデの方は、かなり赤くなっていましたが、イチョウは黄緑色の状態で、黄金色になるにはあと数日かかりそうな感じでした。
興聖寺
興聖寺は、参道の紅葉が有名なお寺です。
入口付近のカエデは、良い感じで色付いていたのですが、門をくぐると、参道はほとんど青葉の状態でした。
でも、竜宮門の近くまでやってくると、オレンジ色や赤色に色付いたカエデが多く、この付近だけは見ごろといった感じです。
興聖寺の紅葉は、全体的にまだ色付き始めたばかりといった状況だったので、見ごろを迎えるのは12月5日を過ぎてからになりそうです。
宇治神社
宇治神社の鳥居のそばのカエデは、かなり紅く色付いているものがありましたが、よく見ると、紅葉しているのは、一部だけでした。
本殿の前のカエデにいたっては、やっと、青葉から黄色く変化し始めた状態です。
この色付きからすると、見ごろを迎えるのは12月5日以降になりそうですね。
宇治上神社
世界遺産に登録されている宇治上神社は、上記3つの名所と比較すると紅葉が進んでいるようでした。
参道のカエデは、木の下の方の葉は緑色が残っていますが、上の方は鮮やかな赤色に色付いていました。
ただ、門の近くのカエデは、日当たりが良くないせいか、全体的に薄いオレンジ色といった状況です。
この葉が真っ赤に色付くのは、まだ先のようですね。
門をくぐり境内に入ると、左側にカエデが植えられています。
こちらのカエデは、日当たりの良い上の方の葉は紅葉が進んでいます。
ただ、陰になりやすい部分は、黄色やオレンジ色の状態で色付きが遅いですね。
宇治上神社の紅葉は、これからの気温にもよりますが、12月3日くらいには見ごろといえる状態になりそうです。
以上、宇治市の主な紅葉の名所を見てきましたが、全体的に見ごろは、12月第2週になりそうな感じでしたね。