梅宮大社の梅2011年2月15日の状況

京都市右京区に建つ梅宮大社(うめのみやたいしゃ)は、その名のとおり梅の名所として知られています。

境内には35種、550本の梅が植えられているので、十分に梅を楽しむことができますね。

新聞の記事を読むと梅が開花し始めたということだったので、2月15日にその状況を観に行ってきました。

入り口付近と境内の梅

梅宮大社は、阪急電車の松尾駅から東に10分ほど歩くと到着します。

お酒の神様としても知られており、門の上にはたくさんの酒樽が並んでいます。

梅宮大社入り口

梅宮大社入り口

境内に入る前にまずは駐車場付近の梅を観ることに。

紅白の梅が1本ずつ植えられているのですが、まだ五分咲きといった感じ。

つぼみと花の数が同じくらいか、若干つぼみが多いように見えますね。

駐車場付近の紅白の梅

駐車場付近の紅白の梅

境内に入って、東側にも白梅が植えられています。

境内東側の白梅

境内東側の白梅

こちらの白梅は、駐車場付近のものよりも多くの花をつけていましたが、満開はまだ先のようです。

神苑内の梅

梅宮大社には、境内を取り巻くように神苑があります。

神苑の入り口は境内の東にあり、そこから反時計回りに進んで、境内西側へと向かいます。

神苑の拝観料は500円。

拝観券は、境内の西に建つ社務所で購入します。

それでは、いざ神苑へ。

神苑の東には、咲耶池(さくやいけ)という池があります。

咲耶池

咲耶池

咲耶池の周りには、カキツバタやツツジが植えられており、春になると見頃を迎えます。

さすがに2月だと殺風景ですね。

神苑の東側には、梅の木が何本か植えられており、どれもまずまず花をつけていました。

背の低い白梅もしっかりと花をつけていますね。

咲耶池のほとりの白梅

咲耶池のほとりの白梅

神苑の東の端まで歩いて行くと、満開に近い状態の白梅がありました。

神苑東の白梅

神苑東の白梅

青空に向かって咲いている白梅がさわやかです。

咲耶池周辺を散策した後は、神苑の北側へ。

ここには、勾玉池(まがたまいけ)と呼ばれる池があり、周囲にはアジサイ、ハナショウブ、八重桜が植えられています。

どれも春に見頃を迎える花ばかりなので、冬の勾玉池は、咲耶池よりも殺風景でした。

勾玉池をほぼ素通りした後は、神苑西側へ。

ここには、椿と梅苑があります。

椿は、木の下の方にはあまり花がありませんでしたが、上の方を見上げるとたくさん咲いていました。

椿

椿

椿は、赤色の他に白色やピンク色のものもあります。

地面にも、ボトっと、丸ごと落ちた花がいくつかありました。

椿を観た後は、いよいよ梅苑です。

神苑東側の梅の咲き方からすると、五分咲き以上は期待できそうです。

しかし、梅苑に到着すると、ほとんど枝だけの状態の梅の木ばかり。

寒々しい梅苑

寒々しい梅苑

つぼみすらほとんどない状態です。

しばらく梅苑を散策して、なんとか少しだけ花をつけた梅の木を発見しました。

梅の花

梅の花

梅苑の梅がほとんど枝だけの状態だったことは残念でしたが、枝に1輪だけ咲いている花というのも、なかなか良いものですね。

しばらく、梅苑を散策しているとネコも梅を観にやってきました。

しかし、あまりに梅の花が少なかったので、ひっくり返ってしまいました。

梅苑で転がるネコ

梅苑で転がるネコ

梅宮大社では、他にもネコを飼っているようです。

社務所の入り口に寝床が4つ置いてあったので、4匹いるのでしょう。

私が訪れた時には、下の写真の白いネコとペルシャネコのようなネコ、それとしっぽのないミケがいました。

真っ白なネコ

真っ白なネコ

2月15日の梅苑の状況からすると、梅の見頃は3月に入ってからになりそうですね。

ちなみに2011年は、冬が寒かったことから、どこも梅の開花が遅れているようです。

なので、梅を観に行く時は、例年よりも遅らせた方が良さそうです。

なお、梅宮大社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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