11月18日に京都御所を拝観した後、京都御苑の東側にある梨木神社、廬山寺、清浄華院(しょうじょうけいん)の紅葉の様子を観てきました。
今回は、その内容をお伝えします。
京都御苑内は多種多様な色付き
まずは、京都御所から梨木神社に向かう途中の京都御苑内の色付きを報告します。
京都御苑内は、多種多様な木々が植えられているので、色付きも様々です。
赤い葉もあれば、黄色い葉もあります。
緑色のまま紅葉しないものもありますね。
以前、御苑内の閑院宮邸に訪れた時に職員の方が、生物多様性の話をしてくれました。
御苑内には、様々な種類の草木が植えられており、また、生息する動物の種類も豊富だそうです。
なので、京都御苑に訪れれば、1年を通じて四季の移り変わりを楽しむことができます。
京都に観光に行こうと思っているけど、まだ具体的に訪れる名所が決まっていないという時は、京都御苑を散策するといいですよ。
梨木神社に近付いてくると、オレンジ色に赤色を混ぜたような色に紅葉している大きな木が立っていました。
この場所は、土御門第跡で、藤原道長の邸宅跡だそうです。
梨木神社
京都御苑の東側の梨木神社に到着。
紅葉の状況は、色付き始めたと言った感じでした。
カエデの葉も、まだまだ緑色が多い状態です。
この様子だと、見頃を迎えるのは11月25日以降になるのではないでしょうか。
梨木神社というと京都三名水のひとつとされる染井(そめい)が有名です。
他の2つの名水は枯れてしまい、現存するのは染井だけだそうです。
しばらく、染井の近くで休憩していたのですが、たくさんの人が水を汲みに来ていました。
中には、2リットルのペットボトル7本ほどに水を入れて持って帰っている方もいました。
染井はかなり人気があるみたいですね。
廬山寺
梨木神社の紅葉の状況を観察した後は、道路を挟んだ向かい側に建つ廬山寺へ。
このお寺は、紫式部の邸宅跡として知られており、境内には源氏の庭があります。
庭園は拝観しなかったのですが、塀の外から見た感じでは見頃を迎えていそうでした。
雲から太陽が顔を出すと真っ赤に染まったカエデの葉がキラキラと輝きだします。
やはり、晴れた日の紅葉はきれいですね。
清浄華院
廬山寺の北隣には、浄土宗四ヵ本山のひとつの清浄華院があります。
境内には、あまりカエデはないのですが、それでも本堂の脇に植えられているカエデは見事に紅葉していました。
近くによって葉を見るとどれも鮮やかに紅葉していました。
清浄華院の紅葉は、11月18日が見頃のように感じました。
訪れるなら、できるだけ早い方がいいでしょう。
以上が11月18日の京都御苑の東側の紅葉の状況です。
梨木神社の紅葉が、これから楽しみですね。