金戒光明寺、真如堂の紅葉の状況2010年11月8日

そろそろ京都も紅葉の時期になってきました。

とは言え、本格的に見頃を迎えるのは11月下旬になるでしょうね。

しかし、あまり悠長に構えていると見頃を過ぎてしまう危険があります。

そこで、11月8日に平安神宮付近、金戒光明寺、真如堂の紅葉の状況を視察してきました。

平安神宮付近

平安神宮付近は、岡崎疎水の周りに植えられた木々が、なかなかいい色に紅葉しはじめていました。

岡崎疎水

岡崎疎水

真っ赤なものや黄色くなっているものなど、多彩に色づき始めていますね。

ただ、緑色のものも多く、見頃となるのは11月15日辺りではないでしょうか。

岡崎疎水の紅葉は、あまり近くで見るときれいじゃないので、遠目から眺めた方がいいですね。

金戒光明寺

平安神宮の東の方に建っている金戒光明寺の紅葉の見頃は、まだまだ先になりそうです。

この日に見た金戒光明寺の紅葉の中では、極楽橋付近のカエデが一番紅く色付いていました。

極楽橋付近

極楽橋付近

それでも、全体の3割程度が紅くなっているだけで、緑色の葉がかなり目立っていました。

三門付近は、色づき始めたばかりで、オレンジ色の状態でした。

三門付近

三門付近

中には真っ赤な葉もありましたが、極楽橋付近同様に緑色の葉が圧倒的に多いですね。

続いて三重塔へと移動。

やはり、三重塔付近のカエデもまだまだ緑色の葉が多い状況です。

三重塔付近

三重塔付近

それでも、枝の先の葉は、紅葉し始めていますね。

この日の金戒光明寺の状況から想像すると見頃は11月15日以降と思われます。

真如堂

金戒光明寺とセットで訪れたいのが真如堂です。

同じ境内に建っているのではないかと思えるほどの近さなので、移動にほとんど時間がかかりません。

真如堂の脇には、カエデが植えられており、秋になると真っ赤に色付きます。

この日も、まずまずの色付きで、そろそろ見頃を迎えそうな感じでした。

真如堂

真如堂

真如堂から長く延びた綱は、「縁の綱」と呼ばれるもので、本尊の阿弥陀如来の右手とつながっています。

この綱を握ると阿弥陀如来と直接縁を結び、功徳を授かることができるとか。

もちろん私も握りましたよ。

「霜月 十夜法要会中」と書かれた紙が綱に釣ってあったので、おそらく、紅葉が見頃を迎えた頃には、この綱ははずされていると思います。

真如堂の三重塔付近も、まずまずの色付きです。

真如堂の三重塔付近

真如堂の三重塔付近

この状況から想像すると真如堂の紅葉の見頃は、11月15日くらいではないでしょうか。

紅葉の観察を終えたところで、しばし境内を散策。

境内には、野良猫が3匹いました。

そのうちの1匹が下の三毛猫です。

顔を洗う三毛猫

顔を洗う三毛猫

この三毛猫、お腹が大きかったので、おそらく子猫がいるのでしょう。

近付いて、体を触っても逃げません。

人に慣れているようですね。

真如堂を後にして、西側の宗忠神社の境内を横切り、吉田神社の摂社の竹中稲荷社へとお参りに行きました。

境内から眺めた真如堂の三重塔は、なかなかのものですよ。

竹中稲荷社から眺めた真如堂

竹中稲荷社から眺めた真如堂

遠くから見ると赤、黄、緑の葉が三重塔を囲んでいるのがわかります。

この景色は秋限定です。

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