2010年7月21日追記:12月23日まで第2弾のスタンプラリーを開催しています。景品などの情報は下記ページをご覧ください。
2010年1月8日から5月9日まで京阪電車では、「おけいはん、龍馬とゆく!スタンプラリー」を開催しています。
今年の大河ドラマが龍馬伝ということもあって、京都ではこういったイベントがいろんなところで開催されていますね。
私も京阪電車のスタンプラリーに参加して景品をいただくことができました。
指定された5駅のうち3駅でスタンプを集めればOK
「おけいはん、龍馬とゆく!スタンプラリー」の詳細については、おけいはん.ねっとに掲載されていますので、そちらをご覧になってください。
ここでは、簡単にスタンプラリーの内容を説明しておきます。
まず、京阪電車の主要駅で「おけいはん、龍馬とゆく!」パンフレットを手に入れます。パンフレットは無料です。
パンフレットには、坂本竜馬の年表や所縁の地が紹介されています。
そして、スタンプラリーは、竜馬所縁の地付近にある京阪電車の5つの駅のうち3つ以上でスタンプを集めると景品がもらえます。
スタンプが押せる5つの駅は、天満橋駅、中書島駅、祇園四条駅、三条駅、浜大津駅です。
私は、天満橋駅、祇園四条駅、三条駅でスタンプを集めました。
天満橋駅は大阪にあるので、京都で3つスタンプを集めようと思うと中書島駅、祇園四条駅、三条駅に行くことになります。
そこで、京都駅から上記3つの駅に効率的に行く手順を以下で紹介したいと思います。
中書島→祇園四条→三条と廻るのがおすすめ
京都駅から3つスタンプを集めるには、中書島から祇園四条、三条と移動するのが効率的です。
まず、中書島駅に行く方法を紹介します。
京都駅からスタートした場合、近鉄電車に乗車し丹波橋駅で降ります。乗車時間は約15分ほどです。
丹波橋駅は、近鉄電車と京阪電車が連絡しているので、ここで京阪電車に乗り換えます。ついでに京阪の丹波橋駅でパンフレットをいただいておきましょう。
そして、丹波橋駅から京阪電車に乗車し2駅目に中書島駅があります。乗車時間は5分もかかりません。
中書島駅周辺の竜馬所縁の地を観た後は、再び中書島駅に戻り、特急か快速急行に乗車してください。約15分ほどで祇園四条駅に到着します。
祇園四条駅で下車した後は、徒歩で竜馬所縁の地を散策します。
祇園四条駅と三条駅の間にも竜馬所縁の地がありますので、祇園四条駅から三条駅へは歩いて移動するのがいいでしょう。
では、各駅の竜馬所縁の地を具体的に紹介したいと思います。
中書島駅周辺の竜馬所縁の地
中書島駅を出て、西に歩くと竜馬通り商店街に着きます。
いろいろなお店があるので、お土産なんかも買うことができます。
竜馬通り商店街を越えると竜馬が頻繁に利用した宿の寺田屋があります。
慶応2年(1866年)にここで、竜馬は伏見奉行所に捕まりそうになりますが、なんとか逃げることができました。
中書島付近には、江戸時代は港町だったこともあり、十石舟のりばや三十石船のりばがあります。時間があれば乗ってみてもいいのではないでしょうか。
また、中書島駅がある伏見区はたくさんの酒蔵があります。黄桜や月桂冠が有名ですね。
キザクラカッパカントリーでは、伏見のお酒をお土産として買うことができますし、酒蔵を改造した場所でお食事もできます。
京都の地ビールも飲めておすすめのお店なのですが、この後、祇園四条と三条に行かなければならないので、お酒はパスした方がいいでしょうね。
祇園四条駅周辺の竜馬所縁の地
祇園四条駅からは、東に歩き、八坂神社の境内を通って円山公園に行きましょう。
円山公園には、坂本竜馬と中岡慎太郎の像が置かれています。
円山公園から南に歩き、高台寺を過ぎると維新の道にたどり着きます。
この維新の道の坂を上ったところに京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)と霊山歴史館があります。
神社の方には、坂本竜馬のお墓があります。墓地に入るためには300円納める必要があります。
歴史館の方では、5月5日まで「大龍馬展」の第1期が開催されています。詳細については、霊山歴史館のホームページをご覧ください。
三条駅周辺の竜馬所縁の地
京都霊山護国神社を観た後は、再び祇園四条駅まで戻ります。
そして、四条大橋を渡り、西に歩いて行くと河原町通に出るので、北に歩いて行きましょう。
河原町通を北に数分歩くと坂本竜馬と中岡慎太郎最期の地である近江屋跡に着きます。今はコンビニとなっているので、見逃さないように注意してください。
河原町通を北上して三条通に近付くと1本手前の通りを東に入りましょう。
すると坂本竜馬がよく利用した宿の酢屋(すや)があります。ギャラリー龍馬もありますので、興味のある方は入ってみるのもいいですね。入場料は500円です。
酢屋の次は、池田屋に向かいます。池田屋は三条通にあり、今は同名の居酒屋となっているので、すぐにわかると思います。
元治元年(1864年)に池田屋事件が起こりましたが、犠牲者の中には、竜馬の知人も含まれていました。
池田屋まで観たら、一旦、三条駅に向かいましょう。そして、3つ目のスタンプを押したらインフォメーションで景品をいただきましょう。
スタンプラリーの景品は「おけいはん あぶらとり紙」です。
景品をいただいた後は、再び三条大橋を渡り、木屋町通を北に歩きます。
木屋町通には、幕末維新の史跡が多くあり、竜馬の友人の武市半平太の住まいの跡なんかもありますね。
そして、木屋町通を北上して御池通に出ると正面に京都ホテルオークラが建っています。
京都ホテルオークラの敷地は、以前は長州藩邸だった場所で、ホテルの西側には長州藩士の桂小五郎(木戸孝允)の像が置かれています。
また、京都ホテルオークラの東側には、桂小五郎の妻であった幾松の住まいもあります。幾松では、お食事もできます。
以上で、「おけいはん、龍馬とゆく!スタンプラリー」は終了です。
京都ホテルオークラ近くにある京都市役所前駅から地下鉄に乗車して、京都駅まで帰ることができます。
まあ、終了と言っても、まだ天満橋駅と浜大津駅が残っているのですが。
完全制覇を目指す方は、残り2駅の竜馬所縁の地にも訪れてみてください。
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