受験シーズンになるとたくさんの受験生の方が、神社に合格祈願に訪れます。
特に学問の神様である菅原道真と縁のある神社は、当然のことながら受験生に人気がありますね。
そこで、今回は受験生のために菅原道真と縁のある京都の神社を紹介します。
北野天満宮
京都市上京区にある神社で、菅原道真と縁があるのが北野天満宮です。
菅原道真と言えば北野天満宮と連想するほど有名な神社ですね。
何と言っても、全国にある天満宮の総社なので、受験前には合格祈願に参拝しておきたいところです。
境内に置かれた牛の像の頭をなでると良いとか。
菅原院天満宮神社
京都市上京区の京都御苑の西側にも、菅原道真と縁のある菅原院天満宮神社が建っています。
この神社の境内には、菅原道真が誕生した時に使った初湯を汲んだ井戸が残っています。
菅原院天満宮神社も、学業成就のご利益がありそうですよ。
文子天満宮
京都市下京区にも菅原道真と縁のある神社が建っています。
京都駅から10分程度歩いた場所にある文子天満宮もそのひとつです。
この神社は、北野天満宮の前身となる神社で、道真の乳母とされる多治比文子(たじひのあやこ)が大宰府で亡くなった道真の霊を祀るために小さな祠を造ったのが始まりです。
京都駅から近いので、合格祈願に京都の神社に訪れるなら、まず文子天満宮から参拝してみるのもいいのではないでしょうか。
文子天満宮については、天神信仰の始まり・文子天満宮の記事も参考にしてみてください。
菅大臣神社
地下鉄四条駅と阪急烏丸駅から10分程度歩いた場所に菅大臣神社が建っています。
こちらの神社も菅原道真と縁があります。
菅大臣神社は、道真の邸宅跡に建てられた神社です。
道真が藤原時平の陰謀で大宰府に左遷させられた時に、自宅の庭の梅の花が道真のもとへ飛んで行ったという飛梅伝説が残っています。
東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春なわすれそ
上の歌は、道真が自宅で読んだものと伝えられています。
また、菅大臣神社にも北野天満宮と同じように牛の像が置かれています。こちらにもお参りしておくとご利益があるかもしれませんね。
このページで紹介した神社以外にも、菅原道真と縁のある神社が京都にはあります。
受験前にこういった神社を見つけた場合には、学問の神様に合格祈願をしておくといいのではないでしょうか。