下京区一覧

河原町の由来となった源融の河原院跡

平安時代、嵯峨天皇の皇子であった源融(みなもとのとおる)は、源氏物語の光源氏のモデルと言われています。 光源氏のモデルですから、当然、源融は貴族であり、宇治に別荘を持つほど優雅な暮らしをしていました。 しかし、摂政の藤原基経の力が強くなったことで、源融は隠棲することになり、鴨川の近くに河原院(かわらのいん)という邸宅に住むことになります。

東本願寺のハス・2015年

8月中旬。 ハスの花を見るために京都市下京区の東本願寺に行ってきました。 東本願寺は京都駅から北に5分ほど歩いた辺りにある浄土真宗のお寺で、夏になると塀の周りに設けられた濠にたくさんのハスの花が咲きます。 他にも濠にはスイレンも咲き、夏らしい景色を見せてくれます。

祇園祭花傘巡行・2015年

7月24日に祇園祭後祭の山鉾巡行を見に四条寺町に行ってきました。 山鉾巡行は、約1時間ほどで通過していき、10基すべての山と鉾を見ることができました。 また、同じ日には花傘巡行も行われ、11時20分頃に四条河原町を通過予定ということで、四条通の地下を通って、四条河原町に急いで行きました。

祇園祭後祭山鉾巡行-鯉山、黒主山・2015年

7月24日に行われた祇園祭の後祭山鉾巡行。 10時40分頃に先頭の橋弁慶山が四条河原町を右折して、四条通を西に進むのに従って後ろの山や鉾も次々とやってきます。 私が観覧していた四条寺町付近も、続々と山や鉾が通過し、7番目の鯉山が登場しました。

祇園祭後祭山鉾巡行-橋弁慶山、北観音山・2015年

7月24日は、祇園祭後祭の山鉾巡行が行われる日です。 1週間前の前祭(さきまつり)の山鉾巡行は、雨が降っていたので見に行くのをやめたのですが、後祭の山鉾巡行の日は快晴だったので、四条河原町に観覧しに行くことに。 ところが、先頭の橋弁慶山が四条河原町に到着する10時40分には、すでに四条河原町の交差点はたくさんの観光客の方で埋め尽くされていました。 これでは、山鉾巡行を見ることができないので、仕方なく少し西に移動して四条寺町付近で観覧することにしました。

四条通の歩道が広くなって観光客が歩きやすくなった

2014年の秋から2015年秋にかけて京都市中心部を東西に走る四条通の歩道拡幅工事が行われています。 すでに6月末時点では、部分的に歩道が広げられており、歩行者が快適に歩けるようになっています。 旅行や観光で京都に訪れた方にとって、広々とした歩道は今までよりも利便性が増し、さらに国内外からの旅行者が増えそうです。

江戸時代から続いている呉服卸の長江家住宅

京都の伝統的な住宅と言えば、京町家がすぐに思い浮かびます。 最近では、古くなった町家を修理できなくなった居住者が手放すこともありますが、それを改修して1棟貸切の宿として存続している建物も増えていますね。 どのような形であれ、京都の文化が残ることは良いことだと思います。 また、京町家の中には、江戸時代から現在まで使われ続けているものもあります。 京都市下京区の長江家住宅もそのひとつです。