夏の終わりの建仁寺と団栗橋のサルスベリ
8月下旬に京都市東山区の建仁寺を訪れました。 建仁寺は、境内がとても広い禅寺です。 京都最古の禅寺にふさわしい規模を誇っているのですが、境内に入るのをためらってしまうような威圧感はありません。 なので、近くを通ることがあると、ついでに建仁寺の中に入ることが多いんですよね。
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8月下旬に京都市東山区の建仁寺を訪れました。 建仁寺は、境内がとても広い禅寺です。 京都最古の禅寺にふさわしい規模を誇っているのですが、境内に入るのをためらってしまうような威圧感はありません。 なので、近くを通ることがあると、ついでに建仁寺の中に入ることが多いんですよね。
8月中旬。 京都市中京区と左京区の間を流れる鴨川に架かる二条大橋を渡っていると、サルスベリが満開になっているのに気づきました。 その咲き具合が、とても華やかだったので、少しばかり花を愛でることに。
京都の梅雨明けは7月20日でした。 私が梅雨明けの発表を知ったのは、当日のテレビのニュースだったのですが、それを見る前に梅雨明けを実感していました。 なぜ、梅雨明けがわかったのかと言いますと、空を眺めながら京都を歩いていたからです。 この日は、とても爽やかな青空が広がっており、梅雨の空とは明らかに違うなと感じたんですよね。
夏に京都に観光で訪れる方は少な目。 暑いですからね。日中から意欲的に名所をいくつも廻ろうとはなかなか思いませんよね。 でも、夏だからこそ見ておきたい景色というものもあります。 祇園祭や五山送り火なんかがそういった景色の代表ですが、花でいうと、サルスベリも夏に見ておきたいですね。 山のような形にピンク色の花をたくさん付けるサルスベリは、イチゴ味のかき氷を連想させます。 今回の記事では、京都にあるサルスベリの名所を紹介します。
賀茂川に架かる出雲路橋(いずもじばし)では、北と東にそびえる山々を眺めることができます。 この辺りには、背の高いビルやマンションがほとんどないので、とても見晴らしが良いですね。 夏が過ぎ、そろそろ秋の気配を感じ始めた9月中旬に出雲路橋に立ち寄ってみたところ、サルスベリが見ごろを保っていたので、少しばかり観賞することにしました。
8月下旬ともなると、京都も少しずつ涼しくなってきます。 とは言え、涼しいのは日が早く沈むようになっているからで、日中は35度を超える日が続いています。 なので、まだ京都散策の際は、あまり長時間歩くことができない状況ですね。 ということで、夏でも比較的涼しい京都御苑内をぶらりと散策することにしました。
京都市北区の寺町通沿いに建つ天寧寺は、夏になると境内にサルスベリとフヨウが咲きます。 あまり有名なお寺ではないこと、夏は京都に観光で訪れる方が少ないことから、8月下旬に私が天寧寺に訪れた時は、境内に人っ子一人いませんでした。
夏の花のサルスベリを観るために京都御苑へ。 とは言え、訪れたのは夏も終わろうかという8月下旬。 それでも暑さは、まだ真夏と変わりません。こんな日は、観光の休憩に京都御苑内の南西にある茶室の拾翠亭(しゅうすいてい)で涼むのが良いですね。
京都市東山区に養源院というお寺があります。 養源院は、京阪電車の七条駅から東に5分ほど歩き、三十三間堂から南に2分ほど歩くと到着します。 夏に養源院に訪れたのは、ここがサルスベリの名所であることを知ったからです。
真夏の最高気温が35度を記録する猛暑の中、京都御苑内にある茶室の拾翠亭(しゅうすいてい)に行ってきました。 この時期になると拾翠亭では、サルスベリが見頃を迎えます。