左京区一覧

鴨川は昔から現在の場所を流れていたのか?

京都市内の東を流れる鴨川は、そのほとりを地元の人が散歩やジョギングをしたり、旅行者や観光客が京都の景色を楽しむために歩いたりしています。 鴨川は、京阪電車の出町柳駅付近で、東の高野川と西の賀茂川が合流して鴨川となります。 賀茂大橋の中央に立ち、北を望むときれいな「Y」の形に賀茂川と高野川が合流しているのがわかりますね。 その鴨川ですが、かつては、今よりも西の堀川の辺りを流れていたという説があります。

御霊信仰を今に伝える京都の神社

平安時代に疫病の流行や自然災害が起こると、高貴な人の怨霊の仕業だと考えられていました。 当時の人々は、疫病や自然災害から身を守るためには、恨みを持って非業の死を遂げた人々の怨霊を鎮めれば良いと考え、祭をしたり、神社に祀ったりしました。 これを御霊信仰(ごりょうしんこう)といいます。 京都で夏に行われる祇園祭は、貞観5年(863年)に神泉苑で行われた御霊会(ごりょうえ)が起源ですし、今も京都には非業の死を遂げた人々を祀っている神社が残っています。 今回は、御霊信仰を今も伝えている京都の神社を紹介します。

三福を授けてくれる三鈷の松・永観堂

お寺の境内などによく植えられている松は、多くの場合、細長い葉が2本1束になっています。 五葉松の場合は、5本の葉が1束になっていますね。 さて、京都市左京区の永観堂には、葉が3本1束になっている三鈷(さんこ)の松が植えられています。 3つの福を授けてくれると伝わっていますから、永観堂に参拝した時にはしっかりと拝んでおきたいですね。

安珍・清姫の鐘が伝わる妙満寺

叡山電車の木野駅を出て南に約3分歩いたところに妙満寺という日蓮宗のお寺があります。 かつては、中京区にあった妙満寺は、昭和43年(1968年)に閑静な現在地に移転しています。 その妙満寺には、雪月花の三名園のうちの雪の庭があります。 雪の庭は拝観することができ、その際、安珍と清姫の鐘と呼ばれる道成寺(どうじょうじ)の鐘も鑑賞できます。

近代文化や四季折々の風景を楽しめる京都岡崎の観光に便利なホテル

京都市左京区の岡崎は、京都の近代文化が花開いた地です。 京都市京セラ美術館、ロームシアター京都、京都市動物園など、近代的な施設が密集しており、古都のイメージが強い京都市内にあって独特の雰囲気を感じられます。 もちろん、岡崎界隈には、古都らしさを感じられる観光名所も多くあるので、岡崎で宿泊し、時間をかけてじっくりと観光していただきたいですね。 以前は、岡崎周辺にホテルが少なかったので宿泊に便利な場所ではなかったのですが、2022年1月にホテルオークラ京都 岡崎別邸が営業を開始したことで、岡崎観光が便利になりました。

満願寺の門前で満開になった桜・2022年

4月上旬に京都市左京区の平安神宮に桜を見に行った後、東に約5分歩き、満願寺に参拝しました。 満願寺は、住宅街の中にある小さなお寺で、訪れる人がとても少ないです。 春には、門前のソメイヨシノと境内の枝垂れ桜が咲きますが、参拝者はほとんどおらず、静かに観賞できます。

満足稲荷神社の鳥居付近で咲く桜・2022年

4月上旬。 京都市左京区の満足稲荷神社に参拝しました。 満足稲荷神社は、入り口の近くにソメイヨシノとオオシマザクラが植えられており、この時期に近くを通ると華やかな風景を見ることができます。 見事に咲いた桜を目にすると、ついお参りをして行こうと思いますね。

百萬遍知恩寺で満開になった桜・2022年

4月上旬に京都市左京区の吉田神社に桜を見に行った後、北西に約10分歩き百萬遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)に参拝しました。 知恩寺は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられる浄土宗のお寺です。 京都で駅伝が行われる時にテレビで見る百万遍の交差点の近くに建っていますね。 春の知恩寺は、御影堂(みえいどう)の周囲で桜が一斉に開花し華やかな景色を見せてくれます。