中京区一覧

平安時代の福祉施設悲田院の跡地

平安時代、京都には東西2ヶ所に福祉施設が設けられました。 平安時代の東に設けられた福祉施設は悲田院と呼ばれ、京都中の捨て子、孤児、貧窮者、老残者などを収容していました。 その悲田院は、現在の河原町御池の辺りにあったそうです。

河原町御池にある御土居跡を示す石碑

豊臣秀吉は、天下統一を成し遂げると京都を囲む土塁を構築しました。 この土塁は、御土居(おどい)と呼ばれており、現在でも北野天満宮にその遺跡が残っています。 京都は洛中と呼ばれていましたが、その範囲は豊臣秀吉が築いた御土居で仕切られた範囲を差します。 そして、当時の洛中の東の端が現在の河原町通でした。

山本覚馬の邸宅は吉田稔麿が討死した場所近くにあった

京都市中京区の河原町御池の交差点を歩いていたら、南西角のZest御池の入り口近くに石碑が立っているのに気づきました。 以前は、こんなところに石碑はなかったのですが、知らない間に建立されたんですね。 河原町御池の南西角に立つ石碑には、「北隣地 明治時代 山本覚馬・八重邸宅跡」と刻まれています。

寺町三条のアーケード街に隠れるように建つ天性寺

8月中旬。 京都市中京区の寺町通沿いにある天性寺(てんしょうじ)に参拝してきました。 天性寺(てんしょうじ)が建つ寺町三条はアーケード街となっていて、お土産物屋さんなど様々なお店が建ち並んでいます。 寺町はその名のとおり、お寺が通り沿いに並んでいて、今はお店にばかり人が入っていきますが、時折、お寺に参拝する方の姿を見かけることがありますね。 天性寺(てんしょうじ)もそんなお寺のひとつであります。

久坂玄瑞や吉田稔麿等長州藩士の寓居跡・法雲寺

京都市中京区の河原町二条に法雲寺というお寺が建っています。 法雲寺の境内には、縁切りで有名な菊野大明神が祀られており、それほど有名なお寺ではありませんが、隠れた人気スポットとなっています。 さて、この法雲寺の入り口に平成27年(2015年)7月に石碑が建立されました。 その石碑は、「久坂玄瑞 吉田稔麿 等寓居跡」を示すものです。

姉小路行灯会・2015年

1997年の夏から催されるようになった姉小路行灯会(あねやこうじあんどんえ)。 2015年は19回目の開催で、8月22日の夕方から姉小路通にたくさんの行灯が並べられました。 姉小路行灯会で使われる行灯はすべて手作りです。 古き良き時代の夏の京都の風物詩を見るために午後7時前に姉小路通に行ってきました。

縁切り祈願の菊野大明神が祀られている法雲寺

誰にでも切ってしまいたい縁があるもの。 人間関係であったり持病であったり、種類は様々でしょうが、この悪縁さえ切ってしまえばもっと楽しい生活を送れるのにと思っているものがあるのではないでしょうか。 そう思っている方は、縁切りのご利益を授けてくれる神社に参拝すると良いでしょう。 例えば、京都市東山区の安井金比羅宮が縁切りで有名ですね。 他にも京都市中京区に建つ法雲寺境内に祀られている菊野大明神も縁切りのご利益を授けてくれると伝えられています。

歯痛平癒祈願にご利益がある白山神社

毎日の食事で欠かせないもの。 それは、箸でもスプーンでもなく歯ですよね。 毎日、美味しく食事をするために歯は大切です。 とは言え、知らず知らずのうちに虫歯になってしまい、歯の痛みが治まらなくなったことを経験している方は多いはず。 二度とそのようなことにならないように歯の手入れを入念に行っていても、また歯痛が襲ってきて夜も眠れなくなると今度は体の他のところが疲れてきたりします。 そうならないように歯科で定期的に歯を診てもらった方が良いですね。 また、歯痛がどうしても我慢できない時は、白山神社に歯痛平癒の祈願に参拝すると良いでしょう。

京の七夕堀川会場・2015年

毎年、旧暦の七夕の時期に合わせて開催されている京の七夕。 2015年は8月1日から10日までが開催期間です。 京の七夕で最も人気があるのが、堀川会場でしょう。 これまで何度も京の七夕を見に行っていますが、常に堀川会場は多くの観光客の方で混雑しています。 今年も初日の8月1日に堀川会場に行ってきましたので、その模様をお伝えします。