9月になっても見ごろが続くサルスベリ・出雲路橋

賀茂川に架かる出雲路橋(いずもじばし)では、北と東にそびえる山々を眺めることができます。 この辺りには、背の高いビルやマンションがほとんどないので、とても見晴らしが良いですね。 夏が過ぎ、そろそろ秋の気配を感じ始めた9月中旬に出雲路橋に立ち寄ってみたところ、サルスベリが見ごろを保っていたので、少しばかり観賞することにしました。

変わった造りの6つの本殿

神社に行くと必ずあるのが本殿。 本殿は、多くの場合似たような形をしていますが、中には独特の形をしているものもあります。 知り合いと神社にお参りするとき、「ここの神社の本殿は他の神社とは一味違っているんだよ」なんて語ると話が盛り上がるかもしれませんね。もちろん、しつこく語ると嫌がられるので、ほどほどにした方が良いのですが。 今回の記事では、変わった造りの本殿がある神社を6つ紹介します。

日野の産土神として崇敬される萱尾神社

以前、京都市伏見区の日野を散策しているときに偶然見つけた萱尾神社。 見つけたと言っても、地元の方は誰もが知っている神社なのでしょうが、あまり京都関連の本では紹介されていません。 萱尾神社が建っている辺りは住宅街なのですが、境内周辺だけ木々が生い茂っています。

魔除けのご利益が社名と関係する日吉神社

京都市左京区の真如堂の近くに日吉神社が建っています。 あまり目立つ場所に建っていないので、真如堂に訪れても気付かないことが多いと思います。 日吉神社は、魔除けのご利益があると伝えられており、それが社名と関係しています。 一体どのように関係しているのでしょうか。

昔は怖かった船岡山

京都は、東西南北を霊獣に守られた四神相応の地という理由から都が置かれました。 この中で、北を守るのは、カメとヘビが合体したような姿をしている玄武で、京都市北区の船岡山がそれに該当します。 しかし、船岡山は、都を守っているにも関わらず、心霊スポットとされています。 一体、なぜ船岡山は心霊スポットとなったのでしょうか。

水難から救われた藤原山蔭が建てた新長谷寺

京都市左京区の真如堂境内に新長谷寺(しんはせでら)という小さなお寺が建っています。 新長谷寺は、洛陽三十三所観音霊場の第五番札所です。 創建は平安時代前期で、藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)が建立しました。 山蔭が新長谷寺を建立したのは、ある出来事が理由と伝えられています。

初秋の南禅寺・2012年

9月に入ると、京都も少しずつ涼しくなり、昼間の散策がしやすくなってきました。 これからは徐々に観光客の方が増えて、京都は活気が出てきます。 9月初旬。 やや雨雲が気になる日に京都市左京区の南禅寺を訪れました。

江戸時代の荷物の運搬を助けた車石

京都駅から伏見区まで南北に竹田街道が走っています。 竹田街道は昔から京都の交通にとって重要な役割を果たしており、人だけでなく多くの荷物も行き来していました。 江戸時代には、荷物を運ぶのに牛車(うしぐるま)を利用しており、材木や米などが運ばれていました。