5月下旬に嵯峨野に建つ野宮神社(ののみやじんじゃ)にお参りしてきました。
この時期は、新緑が美しく境内は鮮やかな緑色に包まれます。
初夏は、春や秋の観光シーズンと比較すると、京都の観光名所は人が少なくなるのですが、野宮神社は、いつもたくさんの参拝者で賑わっています。
新緑と苔の庭
野宮神社は、JR嵯峨嵐山駅から西に15分ほど歩いた辺りに建っています。
鳥居の前は、やはり観光客の方がたくさんいらっしゃいますね。
特に当社は、良縁のご利益があると伝えられているせいか、修学旅行で訪れたと思われる女子生徒の姿がたくさん見られます。
良縁に恵まれますように。
それにしても鳥居の外からでも青々とした新緑が、境内を包み込んでいるのがわかりますね。
本殿の前は、参拝者の方の列ができていたので、まずは、境内の奥の末社にお参りすることに。
ちなみに下の写真は、人の流れが途切れた瞬間を狙って撮影したので、人は写っていません。
末社の白福稲荷大明神は、商売繁盛と安産子宝のご利益を授けてくれます。
それでは、二拝二拍手一拝。
お次は、白福稲荷大明神の隣に祀られている大山弁財天にお参り。
こちらは、財運開運、交通旅行安全のご利益を授けてくれます。
2つの末社にお参りしたので、商売が繁盛し、運も良くなることでしょう。交通旅行安全のご利益も授かったので、京都散策も無事に行うことができるでしょうが、車には注意をしないといけませんね。
末社の正面には、野宮神社の見どころでもある苔の庭があります。
上はカエデ、下は苔と一面緑色です。
梅雨になると、さらに苔がみずみずしくなるので、その時に訪れるのも良いですよ。
苔の庭を眺めていると、空中に赤いものを発見しました。
よく見ると赤いカエデの葉でした。
いつも赤い葉を付けているカエデがあるので、きっとそれだろうと思ったのですが、赤い葉の近くを見ると黄色く色付いている葉があったので、どうやら紅葉しているようです。
まだ5月なのに真っ赤なモミジを見れるとは想像していませんでした。
ただ、葉の近くに寄ることができなかったので、本当にモミジだったのかどうかは、わかりません。
でも、きっとモミジでしょう。
参拝を終えたので、野宮神社を立ち去ることに。
皮が付いた黒木の鳥居の上の方では、小ぶりなカエデの葉が光を浴びて輝いていました。
なお、野宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。