毎年3月になると京都市東山区で開催される東山花灯路。
2012年は3月10日から20日の間、午後6時より東山の街がLED電球の灯りでライトアップされます。
ということで、開催されて間もない3月12日に東山花灯路を観に行ってきました。
粟田大燈呂
午後6時になると、東山の様々な場所に設置されたLEDが光りだします。
私は、知恩院の前から南に向かって歩き八坂の塔まで行きました。
所要時間は約30分ほどです。
知恩院の前には、粟田神社大祭で巡行した高さ4メートルの粟田大燈呂が4基展示されていました。
下の写真は、粟田神社の近くにある相槌稲荷(あいづちいなり)を模した大燈呂です。
他の3つは、ヤマタノオロチ、スサノオノミコオト、法然上人です。
ちなみに粟田大燈呂は、花灯路期間中に巡行するそうです。
ライトアップされた八坂の塔
知恩院の次は、円山公園へ。
この辺りには、活花がたくさん展示されていました。
竹灯りも点火されています。
でも、まだ空が暗くなっていなかったので、光がわかりにくいですね。
円山公園からさらに南下し、大雲院の前を通り、ねねの道へと進みます。
そして、高台寺や霊山観音(りょうぜんかんのん)が建っている辺りに到着。
ここからは、八坂の塔と京都タワーを同時に眺めることができます。
たくさんのカメラマンの方や観光客の方が、写真を撮っていました。
きっと皆さん、上のような写真を撮影していたことでしょう。
空も少しずつ暗くなり、二年坂は、LEDの灯りが目立ってきました。
二年坂は、観光客の方がとても多く、お土産屋さんも大繁盛のようでした。
八坂通まで来ると、空は良い具合に暗くなっていました。
ここは、先ほどの霊山観音付近よりもたくさんのカメラマンの方が待機していました。
目当ては、もちろんライトアップされた八坂の塔を撮影することです。
私も1枚撮影しました。
以前は、電線が写り込んで風情のない写真になることが多かったのですが、今では、電線が無くなったので、少しは京都らしい写真を写せるようになりました。
とは言え、八坂の塔は、京都市に4つある五重塔の中で、最も撮影しにくい五重塔ということは変わりないのですが。
今度は、八坂の塔を見上げるように撮影しました。
ライトアップされた五重塔の屋根が金色に輝いていました。
ちなみに八坂の塔は、東山花灯路期間中は拝観が無料です。
以上が、私が観た東山花灯路です。
他にも竹久夢二展や東山クイズラリーなども開催されていますよ。