2月中旬に京都市上京区の相国寺に梅を見に行った後、東に約5分歩き、本満寺に参拝しました。
本満寺にも、少ないながらも梅が植わっており、また、冬はサザンカも花を咲かせることから、それらを見ていこうと思い立ち寄った次第です。
春を待つ枝垂れ桜
本満寺には、地下鉄の今出川駅から東に約10分歩くと到着します。
京阪電車の出町柳駅からだと、北西に徒歩約10分です。
寺町通に面する本満寺の入り口にやってきました。

入り口
この辺りは、民家が多く、また、近くには商店街もあるため、地元の人々の息遣いが感じられます。
密集したお寺と自動車の通りの少なさが、どことなくのんびりとした雰囲気。
ここに住んでいる人にとってはなんでもない景色でしょうが、旅行者が増え続ける京都では、このような落ち着きある景観は貴重です。
参道に入り、石畳を歩いていくと左手の妙見宮前にLUUPが数台置かれているのを発見。

LUUP
最近、LUUPに乗って軽快に走っている人を見るようになりましたね。
京都の寺社では、レンタサイクルが置かれているところもあり、観光に便利になっています。
旅行者による市バス利用が増えて、京都市民の移動が困難となっている昨今、LUUPやレンタサイクルの設置は、その解決に効果を発揮してくれるかもしれません。
寺社にとっても、これらの収入が維持費として利用できるのなら好都合に違いない。
山門をくぐり左に目を向けると、背が高い枝垂れ桜。

枝垂れ桜
まだ2月なので、花どころか、つぼみも全くなく、細い枝だけがただ下がっている状態。
寒さに耐え、じっと春を待つ。
この枝垂れ桜は、比較的早く咲き、例年3月下旬が開花時期です。
一昔前までは、穴場の桜名所だったのですが、今は有名になり花が咲くと多くの旅行者や観光客が押し寄せるようになっています。
落ち着いて花見ができた頃が懐かしく思われますが、お寺にとっては端正に育てた枝垂れ桜が多くの人に見てもらえるのは、きっと喜ばしいはず。
散り始めたサザンカと咲き始めた梅
枝垂れ桜の近くに置かれた石碑の後ろでは、サザンカがピンク色の花を咲かせていたものの、花数が少なくなっており、見ごろが終盤となっていました。

石碑とサザンカ
七面大明神の前のサザンカは、まだ赤色の花を咲かせ見ごろ。

七面大明神とサザンカ
ただ、こちらも足元に多くの花を落とし、そろそろ花期が後半に入っている模様。
このサザンカが終わる頃に春が到来し、本格的な桜シーズンを迎えることでしょう。
七面大明神の近くに植えられている白梅は、まだ咲き始めたばかり。

白梅
他の場所で、梅が良い具合に咲いていたので期待したのですが、まだ見ごろに早かったです。
枝先には、小ぶりな白い花がちらほら。

白梅のアップ
ぶつぶつと枝に付いたつぼみが、これからもっと華やかな姿になることを予感させます。
チャトラのネコは日向ぼっこ中。

ネコ
以前にも見たことがあり、お寺で飼われているのかと思ったのですが、餌付けをしないようにとの貼り紙があったので野良のようです。
文面から、お寺の方が困っているようでしたから、エサやリは慎みましょう。
それでは、本堂にお参り。

本堂
2月も中旬になると空が明るく感じられ、本堂が輝いて見えますな。
当寺は、徳川吉宗の病気平癒を祈願したことから徳川家の勅願所となったという。
まだ寒さが厳しい時期ですから、風邪気味の方はお参りをしてご利益を授かっておきたい。
本堂には、日蓮聖人像が本尊として祀られていますが、普段は戸が閉まっているため、拝むことはできません。
七面大明神の前の手水舎には、石造りの浄行菩薩もいらっしゃいますよ。

浄行菩薩
穏やかな表情を見ていると、寒さが少し和らぐ。
お参りを済ませたので、そろそろ本満寺から出ましょう。
梅は、2月20日頃に見ごろを迎えたのではないでしょうか。
2月中旬の様子だと、3月上旬でもきれいに咲いていそうです。
なお、本満寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。