4月中旬に京都市上京区の京都御苑に八重桜を見に行った後、北に約2分歩いて相国寺に参拝しました。
相国寺は、京都市内でも大きな臨済宗のお寺です。
広々とした境内には、カエデが植えられており、この時期には黄緑色の透明感のある若葉をたくさん付けます。
緑がきれいな境内
相国寺には、地下鉄の今出川駅から東に約5分歩くと到着します。
相国寺の総門の前にやって来ました。
総門をくぐって境内に入ると、参道わきはきれいな緑色になっていました。
相国寺の境内には、松が多く植えられていますが、その中に混ざってカエデも植えられています。
三門跡に行くと、松の間に植えられているカエデが、黄緑色の若葉をつけていました。
もう新緑の季節ですね。
参道を北に歩き、東西の参道と交差する地点にやって来ました。
ここは、相国寺の中でも、カエデが多く植えられています。
日差しを受けたカエデの新緑が美しいですね。
鐘楼と一緒に見る新緑。
この辺りは、紅葉もきれいなので、秋に相国寺に訪れるのもおすすめです。
庭園の塀際に植えられているカエデも若葉をたくさん付けていました。
小さな赤色の花も咲いているようですね。
境内の中央に建つ大きな法堂(はっとう)。
法堂の天井には幡龍図が描かれています。
柏手をパンと叩くと、グルルルルと龍が鳴くような音が聞こえることから鳴き龍とも呼ばれていますよ。
6月4日まで特別公開が行われているので、法堂を拝観した時には、ぜひ龍が鳴く声を聞いてください。
拝観料は800円です。
それでは、外から法堂にお参りをしましょう。
法堂わきの新緑もきれいですね。
今年の京都は季節が進むのが早く、相国寺は、もう初夏の景色になってきています。
法堂の西側に祀られている八幡宮。
その近くには、大龍桜があり、見ごろがそろそろ終わろうとしていました。
大龍桜は佐野桜の新種で、相国寺に植えられた経緯については、植藤造園さんの以下のブログで紹介されています。
法堂の西にある参道を北に向かって歩いていると、塀際でハナミズキが赤色の花を咲かせていました。
これから5月上旬まで、京都各所でハナミズキの花も見ることができます。
歩道に植えられていることも多いので、京都市内を歩いているときに探してみるのも良いですね。
この後は、上御霊神社に参拝します。
なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。